ティーガー1初期生産型・ヴィットマン その4 砲塔の組み立て
2015年6月1日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1ヴィットマン
車体の組み立てが完了したので、今回は砲塔の組み立てです。指揮型車輌の微妙な違いもキッチリ再現されており、そのあたりはさすがですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
砲塔の仮り組み
まずはざっくりと砲と砲塔を組み立てます。砲塔の上の端の周囲にはゲペックカステンや予備履帯ラックを取り付けるためのガイドがモールドされているのですが、どうやらそれらの位置がかなり怪しいらしいのです。私はこれらがパーティングラインかなにかと勘違いしてとっとと削り取ってしまっていました。まぁ、付いていても役に立たないガイドなので、大事には至りませんでしたけどね(;^ω^)
実は砲塔のパーツはまだバラバラです。パーツの合いが良いので、仮り組みでもカッチリ組み合ってくれているだけでした。
組み立てる前にまず塗装を済ませます。今回はハッチを全開するので余り見えないとは言え、中を塗り分けておきます。
砲塔内部の塗装と天板の貼り付け
砲塔内部をザックリと塗り分けます。塗装色の指示は無いので適当です。
砲塔内部の再現度はあまりされているわけではないのですが、いつもよりは少しだけなんか付いてます。中途半端に付けるくらいなら要らないような気がするのですが、いったい何なんでしょうね。
タミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンで軽くスミ入れしておきました。
天板を貼り付けます。本当はその前にアンテナを立てるための穴を開けておかなければいけないのですが、忘れて後から適当な場所に開けました。ナイショです(;^ω^)
車長用のキューポラのバイザーブロックは塗装の後から付けられるように、キューポラは仮止め用のボンドで止めてあるだけです。
私が前作ったS04号車車はその受領時期から装填手のペリスコープを付けたのですが、このキットではペリスコープ無しを選択しています。なにか訳があるんでしょうかね。そのあたりの考察も仙波堂さんのホームページでなされています。参考にしてみてください。
ターレットリング部分は説明書ではレッドブラウンの塗装指示がされています。たぶんクレオスにはプライマーレッドが無いので、赤茶色としてレッドブラウンが指示されていると判断して、プライマーレッドで塗装しておきました。
この後の塗装作業にそなえてレッドプライマーでぬった部分はマスキングしています。そのため実は砲塔はキッチリとリングにはめることができず、一番最初の写真でも浮いているのはそのせいなんです。
砲塔細部の組み立て
スモークディスチャージャーや予備履帯ラック、ゲペックカステンにハッチなどを組み立てます。
後で気づいたのですが、余剰パーツの中に空の状態の予備履帯受けが入っていました。これがあることが分かっていたら、わざとらしく何個か抜いた状態で作ったんですが、気づいたのはずっと後のことでした。
予備履帯ラックの上の留め具にはハンドルがついていると思うのですが、今回わざわざ別ランナーでハンドル無しのパーツが用意されており、さらに説明書の修正のような紙片が入っていて、そのハンドル無しパーツを指定しています。なんか???だったのですが、とりあえずそれに従いました。
ほとんど手を入れる必要の無いこのキットですが、この予備履帯ラックと予備履帯は手の入れ所がいろいろあるんですよね。でも今回は素組みでの制作依頼ですからできません。ちょっと残念です。
(全作品完成まで あと103)
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