リパブリック・P-47Dサンダーボルト バブルトップ Op.371 制作開始
2015年6月10日
Category : 飛行機Tags : アメリカ陸軍サンダーボルト
リパブリック・P-47Dサンダーボルト は12600機も作られた傑作戦闘機だったのですが、初期型のレイザーバックでは座席の後方が機体に埋まっているため後方の視界が悪く、これがパイロットの悪評判だったのです。
その問題を解決するために、1943年の夏にはキャノピーを水滴型に変えたバブルトップが開発されます。窓枠の少ない丸いキャノピーは現用のジェット機のようで、一気にスタイルをモダンな物に変えてしまいます。
今回はレイザーバックに続き、サンダーボルトの後期型とでもいうべきバブルトップを作ります。本当なら細かな違いがあちこちにあるに違いないのですが、キットではキャノピーだけが異なっています。まぁ、2機セットのお値打ち品ですから、これで良しとします。1/72ですからね。
実際の制作記はつづきをどうぞ…
機体の組み立て
レイザーバックと同様に機体を構成する各パーツを先に貼り合わせておきます。接着剤はタミヤの樹脂入り(白蓋)をタップリ塗って接着します。所々はみ出ますが、気にしません。それよりも中の樹脂が固まって隙間を埋めてくれるので後々楽ちんです。
接着剤が完全に固まって、樹脂成分がヒケなくなったら整形をします。
バブルトップには座席の後方に機体を支えるフレームが露出しています。このフレームには軽め穴が空いているのですが、キットでは浅い穴があるだけで貫通していません。ここは簡単な改造なので、ミニドリルで穴を貫通させておきました。
コクピット
レイザーバック同様にパイロットのフィギュアを塗装して乗せます。このように機体を組み立ててからでも後乗せできるので楽ちんです。大きな機体の成せる技ですよね。零戦の様に狭いコクピットではちょっとキツイですよね。
計器板もレイザーバック同様にデカールが1枚あるだけです。計器板の形はレイザーバックと少し異なるのですが、貼り付けるための板は同じ形をしています。ちょっと不安になるのですが、出来てみると違いは分かりません。
キャノピーを仮乗せしてみました。枠の少ない水滴型のキャノピーが乗るだけで随分とモダンな雰囲気になりますね。次は2機ともエンジンの組み立てをすることにします。
(全作品完成まで あと102)
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