8輪重装甲無線車Sd.kfz.263 その2 車体下部の組み立て
2015年6月20日
Category : AFV ドイツTags : Sd.kfz.263
あれだけのパーツ数を使ってもまだ足回りは完成じゃありません。この先はボディパーツを取り付けないと進めない工程になってきましたから、先にボディの下半分を取り付けます。ただ余りに複雑な作りをしているので、先にある程度塗装を済ませてからシャーシとボディを接着することにしました。
詳しくはつづきをどうぞ…
ボディ下部の組み立て
ボディの下半分を組み立てます。これは1パーツではなく、面毎のパーツを貼り合わせて作る、いわゆる箱組みってやつです。ただし、接合面が斜めになっているので、難易度は1つ上になります。
中にフレームがありますから、それを使って角度を合わせますが、ここはすりあわせをしっかりして、慎重に組み立てないといけませんね。
このボディの装甲板は非常に薄く成型されており、それがこのキットの精密感を出しているわけですが、心配したとおり少しだけ変形していました。お店に並んだばかりのキットをすぐに購入して、すぐに組み立て始めたのですが、それでもこのありさまです。
このキットは長く積んじゃダメですね。間違いなくパーツが変形し、組み立て作業で苦労することになります。戦車と違ってパーツが薄いので、とにかく予約で購入して、買ったらすぐ作る。これが一番ですね。
シャーシの塗装
シャーシを塗装します。今回は箱絵にならってアフリカ軍団の車輌にするつもりです。アフリカ軍団の車輌はサンド色で塗られていたのですが、それは送られてきたジャーマングレーの車輌を現地で塗り直したものです。
さすがにシャーシの奥までは塗り直すことは大変だったと思うので、シャーシはジャーマングレーのままだったんじゃないかと勝手に想像しています。
シャーシとボディの接着
ボディの下側も同様に塗装しておきます。そしてシャーシとボディを接着します。
組み立ての歪みもあまりなく、隙間はほんの少しだったので、接着剤を流してから手で押さえ込んで、固定しました。スミイレの時に壊れても困るので、ここはガッチリと接着しました。
足回りを側面からカバーする装甲板を取り付けます。これも取り付け後は裏側が塗装できなくなるので、先に塗ってから取り付けました。
これで操舵装置のロッドを組み立てられます。まだ未塗装で成形色のままですが、これは後からでも塗装できますよね。
組み立て始めたのですが、先にアップライトを組み立てて角度を決めてからロッドでつなぐことにしました。どうせなら8輪操舵で舵を切っている状態にするのも面白そうですよね。でも、今日はここまでにします。
(全作品完成まで あと102)
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