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ドイツ・12.8cmFlak40 2連装高射砲 Op.377 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タコム Post : 377-1

ドイツ・12.8cmFlak40 2連装対空砲 1/35 タコム

迫り来る連合軍の空襲に備え、ドイツ軍は都市防衛の最後の要として高射砲塔を建設しました。フラックタワーと呼ばれることが多いのですが、よく考えたらフラックはドイツ語、タワーは英語なんですよね。ホントはフラックツルム(Flakturm)って呼ばれてたんですよね。

この高射砲塔ですが、敵機を観測するための指揮塔(L塔)と2連装対空砲4組を四隅に配置した戦闘塔(G塔)からなります。塔じたいも攻撃に対してめっぽう丈夫に作られており、市民の避難場所にも使われたそうです。

あまりに丈夫で壊すこともままならず、現在も結構な数が残っているらしいです。もちろん高射砲は載ってませんけどね。

そんな高射砲塔に配置された12.8cmFlak40を2連装にした高射砲がタコムから発売になりました。大型キットなので結構な価格(定価で8000円超)なのですが、大砲好きな私としてはスルーはできませんでした。まだ買ったばかりなのですが、せっかくなので制作を開始します。

揺架の組み立て

揺架の組み立て

これは砲身を載せている揺架ですが、左右を貼り合わせて作ります。合わせ目が非常によく目立ちます。対戦車砲のように水平にしていれば合わせ目はほとんど目立たないのですが、高射砲なので空高く仰ぎたいですよね。そうすると合わせ目は思いっきり目立ちます。

そこでしっかりと合わせ目を消しておくことに染ました。いつもの自動車補修用のグレージングパテで埋めます。安くて高性能なんですよね。

揺架の組み立て

仕上がりを確認するためにサフを吹いてみました。なんとか合わせ目は消えてくれました。

俯仰装置の歯車や細かなパーツを取り付けます。砲が大きいだけに一つ一つのパーツも大きいですね。

砲身の組み立て

砲身の組み立て

砲身を組み立てます。左右を貼り合わせるタイプですが、キッチリと合うので助かります。軽く削るだけで合わせ目は消えてくれました。

砲尾の組み立て

砲尾を組み立てます。巨大な砲弾をスムーズに装填するために砲尾にはローラーが組み込まれています。さすがですね。

写真だけでは大きさがピンと来ないので、同スケールのフィギュアを並べてみました。大きいでしょ。

砲身と揺架

これが1機ごとに2門ずつ、それを4機ですからね。ドイツ自慢の測距機と電気式の指示器で照準を付けられ半自動の装填装置でガンガン撃ってくるわけですからね、連合軍の爆撃機もたまったもんじゃなかったでしょうね。

日本にもこれを超えるサイズの高射砲があったそうですが、いかんせん数が…(~_~;)

(全作品完成まで あと )

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