ドイツ・12.8cmFlak40 2連装高射砲 その9 完成!!
2015年9月16日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 12.8cmFlak40
最後の仕上げとしてドライブラシとピグメントで汚しをしました。これにて ドイツ・12.8cmFlak40 2連装高射砲 1/35 タコム の完成です。バーリンデンのフィギュアを添えてみました。
詳しくはつづきをどうぞ…
ジャーマングレーにはドライブラシがよく似合う
最近あまりドライブラシはしないのですが、ジャーマングレーにはドライブラシがよく似合うので(ソウナノか?)軽くやってみました。
あまり見え見えにやってしまうのも最近の趣味では無いので、それこそやってるかどうか分からないくらい自然にとどめています。
タミヤのエナメル塗料を使って、ジャーマングレーに白を混ぜながら4段階ほどしています。塗料は普通の筆塗りよりはかなり薄めに溶いて、これをティッシュでほとんど拭き取った筆でこすりつけていきます。
何処に色が付いたのか分からないくらいなんですが、これを次第に白を混ぜながら、次第に塗る範囲も狭くエッジだけにしていくと、エッジが明るく際立ってきます。これで今までプラだった大砲が冷たい鋼鉄の固まりのように見えてきます。
ピグメントで汚し
ピグメントを使って汚します。使ったのはMIGピグメントの「インダストリアル・シティ・ダスト」です。少し赤みがかった明るいグレーです。
高いビルの屋上ですから、あまり土埃とかは無いと思うのですが、連日連夜の空襲で瓦礫となったベルリンの街から舞い上がる粉塵が積もっているイメージです。戦車の様なドロドロの汚れでは無く、乾いたカサカサした汚れですね。
完成!!
これにて ドイツ・12.8cmFlak40 2連装高射砲 1/35 タコム の完成です。なんども組み間違えては修正を繰り返し、組み立て作業にはほとほと苦労したのですが、塗装はあっと言う間でした。いつものジャーマングレーよりは少し明るめに塗っていますが、効果は狙ったとおりで、ゴチャメカ部分もつぶれずに細かなディテールもハッキリと見せることができた気がしています。
高射砲の魅力は力強く大きな砲身と、精密機械のような複雑な照準装置が同居しているところです。しかもそれらが全部作っただけ見えてるってのがいいですよね。
ただキットはお世辞にも組みやすいとは言い難く、間違いなくキッチリ組み立てるにはそれなりの知識と技術が必要になってきます。新興メーカーが作るには大変なキットだったようで、今さらながらにタミヤやドラゴンの技術力の高さに驚いています。それでもタコムがこのような大砲を製品化してくれたことには感謝しているんですよ。パッケージの横に印刷されている、大型の榴弾砲にもすごく興味があります。また見かけたら購入したいですね。
(全作品完成まで あと100)
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