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F-86Dセイバードッグ その12 機体の整形と尾翼の取り付け

Category : 飛行機

Scale : 1/32 Maker : キティホーク Post : 375-12

機体の整形と尾翼の取り付け

主翼の付け根や機体後部の取り付け箇所にできた隙間をパテで埋めて整形しました。また尾翼を取り付けます。これで飛行機キットの大きな通過点である士の字になりました。

詳しくはつづきをどうぞ…

合わせ目の整形

合わせ目の整形

主翼と胴体の間には0.2mm程度の隙間ができてしまいました。強引に上反角を付けて埋めてしまうと言うのは飛行機の肝心なシルエットを損ないますので、ちゃんと埋めます。ただ少しパテで埋めるには隙間が大きいので、0.14mmのプラペーパーを切って埋め、足りない部分をパテで埋めました。

仕上がりをサフを吹いて確認するのですが、プラペーパーが少し飛び出していますね。これはちゃんとナイフで切り取っておかないといけませんね。

エッチングパーツ

エッチングパーツの取り付け

エアブレーキの内部をエッチングパーツでディテールアップします。不要なモールドを切り取り、エッチングパーツを貼ります。

機体の後部にはなんだか知りませんが小さな板がたくさん付いています。スタビレーターの下はキットにあったモールドを切り取ってエッチングパーツに置き換えたのですが、その上の縦に並んでいるものはキットには影も形もありませんでした。でも実機にはちゃんと付いてましたよ。これ何するモノなんでしょうね?

尾翼の取り付け

垂直尾翼とスタビレーターの取り付け

垂直尾翼とスタビレーターも組み立てて接着しました。スタビレーターにも小さな板はたくさん付いています。よく見ると少し取れちゃっています。エッチングパーツには予備があったので、助かります。後で直しておきます。

通常水平尾翼は飛行機を安定させるための固定の水平安定板(スタビライザー)と可変の昇降舵(エレベーター)からなるのですが、ジェット戦闘機などでは水平尾翼全体が回転し、強力な舵の作用を持たせています。そのためスタビレーターと呼ばれたりします。

(全作品完成まで あと98)

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“F-86Dセイバードッグ その12 機体の整形と尾翼の取り付け” への2件のフィードバック

  1. tama より:

    以前メールしたtamaです。
    後部胴体と水平尾翼に付いた小さな板は、ボルテックスジェネレータまたはボーテックスジェネレータと呼ぶ物です。
    使用用途は乱流境界層を発生させ、境界層剥離を防ぐためです。
    YS-11の後部胴体やA-4スカイホークの主翼上面についています。
    詳しくはwikipedia等で調べて下さい。
    ステルス性能が悪くなるので、今後の戦闘機には使われなくなるでしょう。

  2. 根生 より:

    tamaさん、こんにちは。情報ありがとうございます。
    なるほどボルテックスジェネレーターですか、勉強になります。
    Web検索は名前がわかれば簡単なのですが、名前の分からない物を調べるのはなかなかに骨が折れます・・・というか、ほぼ無理ですよね(;^ω^)
    こうして教えていただけるとほんと助かります。

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