F-86Dセイバードッグその6 エンジンのディテールアップと塗装

F-86Dセイバードッグ　その6　エンジンのディテールアップと塗装

2015年11月14日

Category : 飛行機Tags : F-86 航空自衛隊

Scale : 1/32 Maker : キティホーク Post : 375-6

エンジンのディテールアップと塗装をしました。ほんのチョッピリしか見えないエンジンですが、がんばってそれらしくしました。もちろんそのままではつまらないので、もう一工夫しています。

詳しくはつづきからどうぞ…

機体側面の加工

エンジンがほんのチョッピリしか見えないだけではつまらないので、もう一箇所開けることにしました。

1/32のキットともなるとはめ殺しのパネルのリベットとは別に外せるパネルにはちゃんとネジの頭がモールドされています。そこで外せる点検用のパネルの1枚を開けることにしました。

丁寧に切り取って穴を開け、キットのプラの厚みのままではおかしいので、内部のリブを貼って外板の薄さを表現しました。リブにはネジの位置を合わせて穴を開けてあります。

点検用のパネルは切り取ったプラパーツでは厚すぎるうえ、切り取るときにボロボロになってしまったので、0.1mm厚の真鍮板で作ることにしました。

長方形に切った真鍮板を軽く曲げ、リブの位置にプラストライプを貼り付けました。

ネジを通す穴は真鍮板に開けなければいけません。いくら薄い0.1mmと言えどもさすがに金属板です。指先でまわすピンバイスでは大変なので、ハンドリューターに金属加工用のミニドリルを付けて穴を開けました。

このドリルは金属加工用なのですが、精度が少しだけ悪いB級品で、メーカーのサイトでアウトレット価格で購入しました。プラ用と違ってドリルの歯のピッチが小さく、堅い金属にも穴を開けることができます。もちろんプラに開けるときも重宝しています。

エンジンのディテールアップ

ここまでやったらエンジンのディテールアップに力が入ります。実機の写真を参考にプラ棒やソフトワイヤー、真鍮線などを使ってディテールアップしました。

追加加工をしているのはチラリと空いた窓から見える範囲だけです。これだけならそんなに大変じゃないですね。

ディテールアップしたエンジンを点検口から覗いてみました。見える範囲はこれだけですが、斜めから覗けばこの倍ほどの範囲を見ることが出来ます。写真には写りにくいんですが、人間の眼は高性能ですからね。やった甲斐があります。

エンジンの塗装

エンジンを塗装しました。基本的には説明書の塗装指示に従っていますが、後ろのタンク状のパーツは実機の写真に合わせて黒の上からアルクラッドのクロームシルバーを塗ってテッカテカにしてみました。

白っぽい部分はフラットアルミにフラットホワイトを混ぜて作った色を塗りました。

塗装したエンジンに機体の側面のパーツをかぶせてみました。なかなかカッコイイですね。作っただけ全部が見えるわけじゃ無いですが、斜めに奥まで覗いてもちゃんと作った部分が見えるので、良い感じです。

(全作品完成まで　あと98)

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