4号対空戦車オストヴィント その5 車内(居室部)の塗装
2015年11月16日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmFlak434号戦車オストヴィント
車体内部の塗装をします。まずは運転席や戦闘室のある居室部分を塗装します。説明書の指示では白とフィールドグレー(明るい緑がかったグレー)の塗り分けで指示されているのですが、ドイツ軍車輌のイメージと違うのと、ネットで見たオストヴィントの写真がプライマーレッドだったので自分流で塗装しました。何の根拠もない塗り分けです、よい子はマネしないでね(;^ω^)
詳しくはつづきをどうぞ…
運転席と駆動装置の塗装
運転席と駆動装置を塗り分けます。戦車の車内は薄暗くても視認性を上げるために白く塗られるのが常ですが、オストヴィントが登場する1944年の後半は、連合軍に怒濤のごとく攻められ物資不足が始まっており、塗料を節約するために、車内はさび止め塗装がなされた状態で塗装が終わっていることも多くなってきました。そんなわけで、無線機のラックやレバー、椅子などを白で、その他をレッドプライマー塗装としました。またトランスミッションは無塗装の鉄色(Mr.メタルカラーのアイアン)で塗装です。
車体の小さな4号戦車では運転席のスペースを確保するためにトランスミッションが右側にオフセットされています。その分無線手席は後ろにずらされています。そのためハッチの位置が無線手は少し後にあるのですが、インテリアを作るとその訳がよく分かりますよね。
無線機と無線手席
無線機と無線手席を塗り分けます。無線機はラックを白(ガイアのインテリアカラー)、無線機の筐体は濃いグレー(ジャーマングレーの代わりのエクストラライトシーグレー)、無線機のパネルはフィールドグレーです。
無線手席の後ろにある白い箱3つは砲弾ケースなんですが、中に入れるエッチングパーツは7.5cm砲弾用なんですよね。3.7cm対空砲弾も同じ形のケースだったんでしょうか?なんだか怪しいですね。
機関室隔壁と戦闘室床面
機関室との隔壁です。白で塗ってみました。電機の配管は黒です。その下にはバッテリーが置かれており、黒で塗ってみました。
床面の中央には砲塔を回転させる装置の頭があるのですが、実車の写真を見ると床は真っ平らにパネルで覆われており、砲塔は別の装置で回転させられていたようです。ここもかなり怪しいですね。
機関室との隔壁にはエンジンを整備するためのハッチが2枚あるのですが、これが床面にかぶっており、とても開けられるようには見えません。ここもやっぱり怪しいですね。
シャーシに組み込んでみた
できた分だけをシャーシに仮り組みしてみました。まだエンジンができていないので接着はしていません。また壁に付く補機類も床面を接着してからになりますから、まだです。
よく考えると怪しい所だらけのインテリアですが、こうして作ってみるとなかなかカッコいいですね。
(全作品完成まで あと98)
関連するコンテンツ
作品No.383の記事一覧
- ドイツ・4号3.7cmFlak43対空戦車オストヴィント Op.383 制作開始 (2015年11月9日)
- 4号対空戦車オストヴィント その2 シャーシ前後の組み立て (2015年11月10日)
- 4号対空戦車オストヴィント その3 履帯の組み立て (2015年11月12日)
- 4号対空戦車オストヴィント その4 車体内部の組み立て (2015年11月15日)
- 4号対空戦車オストヴィント その5 車内(居室部)の塗装 (2015年11月16日)
- 4号対空戦車オストヴィント その6 エンジンの塗装 (2015年11月29日)
- 4号対空戦車オストヴィント その7 フェンダーの取り付け (2015年11月30日)
- 4号対空戦車オストヴィント その8 車内の仕上げ (2015年12月4日)
- 4号対空戦車オストヴィント その9 ツィンメリット・コーティング (2015年12月5日)
- 4号対空戦車オストヴィント その10 フェンダー上の組み立て (2015年12月9日)
- 4号対空戦車オストヴィント その11 車体上部の組み立て (2015年12月11日)
- 4号対空戦車オストヴィント その12 砲塔の組み立て、組み立て完了 (2015年12月12日)
- 4号対空戦車オストヴィント その13 塗装 (2015年12月13日)
- 4号対空戦車オストヴィント その14 各部の塗分け (2015年12月14日)
- 4号対空戦車オストヴィント その15 足回りの組み付け (2015年12月15日)
- ドイツ・4号対空戦車オストヴィント その16 仕上げ・完成!! (2015年12月16日)
コメントを残す