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F-86Dセイバードッグ その18 機体の塗装(後編)

Category : 飛行機

Scale : 1/32 Maker : キティホーク Post : 375-18

機体の塗装

アルミナイズド・シルバーの部分をマスキングして、残りの未塗装のアルミ部分を塗ります・・・なんか変?

アルミの金属光沢を出すために塗料はガイアのプレミアム・メッキ・シルバーを使いました。でもそのままではクロームメッキになってしまうので、一工夫が必要です。

詳しくはつづきをどうぞ…

プレミアム・メッキ・シルバー

プレミアム・メッキ・シルバーを塗装

ギラギラの金属光沢を出すために今回購入したガイアのプレミアム・メッキ・シルバーを使ってみました。たしかにギラギラの金属光沢は出てくれたのですが、なにか違います。とてもアルミの地金には見えません。これじゃぁまるでクロームメッキかそれともステンレスです。アルミはもう少し柔らかい光沢で白っぽいですよね。

白下地に変更

ツヤ有り白を下地にする

銀塗装で輝きが欲しいときは黒を下地にってのが模型界の常識なんですが、今回はツヤ有りの「白」を下地にしてみまsちあ。隠蔽力の強い白サフを吹いてからツヤ有り白の下地を作るのが本来なのでしょうが、これ以上塗膜を厚くするのがいやだったので、多少まだらでもこれで良しとしました。

白下地に銀塗装

そしてその上からプレミアム・メッキ・シルバーを塗ったのがコレです。どうですか、しっとりとした明るい金属光沢は磨かれたアルミって感じです。私のロードレーサーのジュラルミンのパーツとよく似ています。

実はこの方法、私の友人で三重県津市でプラモ店を経営しているブルーベルさんのブログで見つけたものなんです。なんていいタイミングなんでしょう。その記事はこちらです。

ブルーベルホビーの模型直線番長 「私的メッキ調塗料考」

ブルーベルさん、ありがとうございます。<(_ _)>

マスキングを剥がしてみた

マスキングを剥がしてみました。アルミナイズド・シルバーに貼ったマスキングがシルバーに悪影響を及ぼすといけないので、できるだけ早く剥がしたかったんです。

少しだけテープの後が見えたりするところがあるのですが、そこは上からアルミナイズド・シルバーを軽く吹いてごまかします。

多少の吹きこぼれやマスキングのミスもありますが、それらは塗料がガッツリ乾燥したら筆塗りで修正することにします。ともあれ、なんとかメインの塗装は上手くいきました。

(全作品完成まで あと100)

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“F-86Dセイバードッグ その18 機体の塗装(後編)” への3件のフィードバック

  1. Bluebell より:

    根生さん、こんにちは。
    記事を取り上げてくださって、ありがとうございます。参考になったのなら、嬉しいです!
    メタリック塗料は、下地の色と肌の状態で、さまざまに表情が変わります。「ツヤあり黒」一辺倒では、もったいないですね。
    根生さんも、ぜひいろいろ試してみて、新しい発見があったらまた教えてください。

    • 根生 より:

      Bluebellさん、こめんとありがとうございます。
      セイバーの塗装をどうしようか迷っているときの記事だったので、すごくタイムリーでした。まさに目から鱗です。
      ツヤ有り白を下地に塗ったメッキシルバーはまさにポリッシュされたジュラルミンそのものです。私の愛用する自転車のジュラルミンパーツとそっくりな質感でした。
      この塗り方はまだまだ他にも応用が利きそうですね。

  2. Bluebell より:

    ガイアのメッキシルバーは、私の扱いがヘタなだけかもしれませんが、名前ほどはメッキ調にはならないという感想を持ちました。粒子が細かい割には輝度の高いメタリック塗料と考えた方が、有意義な気がしますよ。
    手に入れやすいメッキ調塗料としては、クレオスのメッキシルバーNEXTがいいですね。塗膜も、意外と強いんです。

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