F-86Dセイバードッグその19 増槽と脚格納庫のカバーの組み立て

F-86Dセイバードッグ　その19　増槽と脚格納庫のカバーの組み立て

2015年12月10日

Scale : 1/32 Maker : キティホーク Post : 375-19

残りのパーツの内機体の下に付く増槽と脚の格納庫のカバーを組み立てます。小さな飛行機キットなら、機体と一緒に組み立てて一緒に塗装した方が効率が良いのですが、1/32のジェットともなると結構なボリュームになるので、機体の乾燥待ち時間に作ります。

増槽の組み立て

増槽は上下を貼り合わせるのですが、合わせ目に微妙な隙間が空きます。実機ではパネルラインは無いので、この合わせ目は完全に消してしまいます。

キットでは筋彫りのパネルラインがあるのですが、実機では溶接の痕は盛り上がっており、いわゆる凸モールドが正しいんですね。実機を見たときはビックリで、筋彫りに伸ばしランナーを貼って溶接の痕を再現しました。

またそのラインもキットでは2本しか入っていなかったので、実機の写真をみて前後に追加しておきました。

機体に取り付くパーツの角度は機体に仮り乗せして調整です。機体をひっくり返して置き、翼に増槽を仮止めして接着剤の硬化を待ちます。

翼からランナーが生えているのは、実はサイドワインダーのパイロンを取り付ける穴を埋めるのを忘れていたのに気づいたからです。こんなのは塗装前に済まさなければいけないのですが、忘れていたモノはしかたがありません。

まぁ、伸ばしランナーを薄刃のニッパーですれすれで切り飛ばし、筆でリタッチしたらこの通りです。機体の下面なのであまり目立ちませんし、言われなければバレません。ナイショです(+_+)＼バキッ!

脚格納庫のカバー

脚格納庫のカバーを組み立てます。これは前脚のものです。エッチングパーツが精密感を増してくれています。

こちらは左右の主脚のカバーです。小さい方は主脚に直接取り付けるのですが、これだけが内側が緑色です。大きい方は裏表とも銀色のようです。

材質の違うパネル

オマケの作業です。機体の側面には材質の異なるパネルがあります。箱絵でもギラギラしたシルバーで描かれていますし、実機の写真でも結構目立っています。

そこでこの部分にはハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けました。曲面に追随してくれるので、貼ってから、爪楊枝の先でリベットの所を押して、モールドをつけました。ギラギラして良い感じです。

(全作品完成まで　あと100)

プラモ日記