なりすましM10駆逐戦車 その5 塗装
2016年1月2日
Category : AFV ドイツTags : M10パンター
ドイツ軍戦車なのですがアメリカ軍のM10駆逐戦車になりすましていますから当然塗装は米軍のオリーブドラブです。今回も明度を変えた3種類のオリーブドラブを使って陰影を強調しています。
詳しくはつづきをどうぞ…
サフ吹き、影吹き
まずは金属パーツにメタルプライマーを吹いて、その上からサフ吹きです。サフはいつものガイアのサーフェイサーです。もともとのパーツの色とよく似ているので、金属パーツやパテで補修した部分にだけ吹いています。砲塔はサフを吹いていないのですが、ほとんど分かりませんよね。エコです。
車体の下部や影になる部分に自家製のチャコールグレーで影吹きをします。パンターのように傾斜装甲を持つ戦車の場合、上から見るとあまり影になる部分がないのであまり黒くなりませんが、逆に下の方はまっ黒です。
基本塗装
基本のオリーブドラブに黒を混ぜて暗色を作ります。いつもは基本色に影色を混ぜるのですが、オリーブドラブは茶系の影色を混ぜると色味が大きく変わってしまうので黒を混ぜることにしました。
影色の時と同じで、傾斜装甲を持つパンターは車体の上の方には暗色で塗る部分はあまりありません。砲塔の偽装装甲板の内側くらいしかありません。
基本色で残った部分を塗装します。こうなるとすっかり米軍戦車みたいです。
オリーブドラブに白を混ぜた明色で、太陽光の良く当たる水平になった部分に塗ります。砲塔の天板やフェンダーの平らな部分くらいです。
車輪も塗装しておきます。千鳥配列になっているので、奥の方にある転輪は暗色で塗り、一番手前の転輪だけを基本色で塗っています。
デカールの下地作り
デカールを貼る部分にツヤ有りクリアを吹いてデカールの下地づくりをします。これでデカールのシルバリングは押さえることができると思います。
(全作品完成まで あと100)
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