なりすましM10駆逐戦車 その7 足回りの汚しと組み立て
2016年1月5日
Category : AFV ドイツTags : M10パンター
足回りの組み立てをします。バラバラになっている足回りを奥の方から汚しながら組み上げていきます。今回の舞台は雪のアルデンヌですから、足回りにはうっすらと雪をまぶしています。
詳しくはつづきをどうぞ…
車体下部の汚し
ほとんど見えなくなるのですが、一応車体の下部を汚します。まずはピグメントをまぶしてからピグメントフィクサーで定着させます。3種類のピグメントを使って単調にならないようにしました。
カサカサに乾いたピグメントを湿った泥にするために、ツヤ有りのクリアを上から吹きました。雪に見立てた白い粉をグロスメデュウムで車体に固定します。白い粉は鉄道模型コーナーで購入した石のパウダーです。
車輪の汚し
車輪を汚します。まずはスミイレをします。車体と同じくMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを使いました。
続いて、車体を汚したのと同じピグメントを薄く溶いて流し、うっすらと汚れた状態にします。
最後にツヤ有りクリアを吹いて濡れた状態を再現してから、グロスメデュウムを使って雪の粉を貼り付けました。
履帯の汚し
履帯も車体や車輪と同様の手順で汚します。ただ雪の粉を付けた後から、シルバーを接地面とガイドホーンにドライブラシしています。
足回りの組み立て
足回りを組み立てます。ドラゴンのベルト式履帯は接着剤で良く付くので転輪にしっかりと接着します。これでたれた状態になるので、クセが付くまでティッシュを押し込んで固定しました。
ここで一つ注意が必要です。接着剤に非常に良く付くのですが、クレオスの流し込みを使うと溶けちゃうので、使うのはタミヤの流し込みセメントです。
車体の隅やフェンダーの後端に雪の塊を付けます。雪の塊は雪の粉をメデュウムで練ってこすりつけてあります。固まれば湿った雪の感じになってくれると思います。
雪は真っ白では無く、少しだけピグメントを混ぜて汚しています…
ホントのことを言うと、ピグメントが混ざってしまい汚れてしまったというのが正直なところなんですけど、結果オーライと言うことで(;^ω^)
ティッシュを外しました。なんとかパンターの履帯らしい形になってくれたのですが、起動輪から第2転輪へ向かう履帯が緩やかにたれて欲しかったのがまっすぐになってしまいました。これは起動輪の歯にもう少しキッチリと接着できればよかったのが、サイドフェンダーが邪魔で作業がしにくかったのが原因です。もう少し直せるかやってみますが、難しいかもしれませんね。
(全作品完成まで あと100)
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