World of Tanks・6号戦車ティーガー1型 Op.401 制作開始
2016年7月12日
Category : AFV キャラクター ドイツTags : WoTティーガー1
ホビーショー用の World of Tanks の新製品見本の依頼は5号戦車パンター以外にもうひとつ6号戦車ティーガーもありました。製作期間は約1ヶ月。素組みでの依頼ですから楽勝です。こちらもパンター同様3月に製作を行いました。
6号戦車ティーガーと言ってもティーガーE型、いわゆるティーガー1型でしかも後期生産型です。イタレリのキットは非常にユニークで、箱の中には初期型の砲塔やエアクリーナー、極初期型の排気管カバーなどが入っており、細部にこだわらなければいろいろと作れそうです。驚くことにツィンメリット・コーティングが施された車体パーツまで入っています。
ただ残念ながら転輪が初期型用が入っていないので、別で手に入れるかしないと初期型を作ることはできません。初期型用パーツはまるっと余剰パーツになってしまいます。
ティーガーのキットはパンターと違って履帯が接着不能の軟質プラでは無く、普通のプラパーツによる部分連結式になっています。他にもペリスコープが入っていたりとパンターよりは少しちゃんとしたキットの様です。いくらか新しいのかな?
ともかく作ってみましょう。つづきをどうぞ…
車体の組み立て
シャーシを組み立てます。パーツの合いはとても良く、キッチリと組み上がるのですが、少しばかり困った店があります。それは装甲板がそこら中がヒケていて表面が波打っているんです。
ヒケは塗装をすると非常に目立ってくるので、この段階で退治しておかないといけません。サンディングスティックを使ってゴシゴシと一皮剥いて平らにしてやります。
この上の面も相当にヒケてました。モールドがなにも無ければ楽ちんなのですが、モールドを避けて削らなければいけないので大変です。もう机の上は粉だらけです。
車体は前後にパーツを延長するようにして形にします。パンターの時と同じですね。ここでできる合わせ目は実車には存在しないのでパテ埋めで消すのですが、段差が酷くて簡単にはいきません。タップリ盛って削りました。
サスペンションアームの取り付け
転輪の車軸となるサスペンションアームを取り付けます。これを一列にキッチリと並べるのはなかなか神経を使いますが、今回は秘密兵器があるので大丈夫です。
この転輪の軸にはまっている長いブロックはタミヤのティーガー1型に入っていた組み立て用の治具です。これを使えば簡単に一列に並べることができます。この治具はわが家の家宝です。パンターやキングタイガー用も無いかな・・・?
(全作品完成まで あと107)
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