WoT・6号戦車ティーガー1型 その4 車体細部の組み立て
2016年7月15日
Category : AFV キャラクター ドイツTags : WoTティーガー1
車体に付くフェンダーやマフラー、OVMなどを取り付けます。このキットたったの1パーツなんですが、エンジンが入っています。せっかくなのでそれも塗装して仕込みました。
詳しくはつづきをどうぞ…
履帯の組み立て
ちょっと今のキットでは考えられないのですが、この履帯の起動輪の歯が当たる部分のガイド(かな?)が別パーツになっています。(赤丸の部分)
これを全部のコマでやるのかと思うと気が遠くなるのですが、作業が必要なのは起動輪に当たる12コマだけです。要はこのころの金型技術では起動輪の歯が通せるようにモールドできなかったと言うことですよね。まぁ、しかたがありません。
エンジンの塗装と組み込み
たったの1パーツなんですが、エンジンが入っているので塗装して組み込みます。機関室内部はジャーマングレーの塗装指示ですが、大戦後期の車輌ということでプライマーレッドにしてみました。エンジンはメタルカラーのアイアンで、エアクリーナーはシルバーです。
ついでに運転手と無線手のハッチの裏側も塗っておきました。
車体後部の組み立て
車体後部を組み立てます。非常に少ないパーツ構成ですが、雰囲気はバッチリ出ています。排気管カバーは排気管の塗装の時に邪魔になるので、仮止め状態です。
ドラゴンとかのキットならジャッキを支えるステーや留め具は複雑な形をしているので、組み立ててしまってからの塗装になるのですが、このキットではジャッキごと1パーツでモールドされているので、塗装してから取り付けることにします。その方が楽ちんですからね。
エンジンデッキも組み立てます。エンジンリッドは開閉式に組むことができるので塗装したエンジンを後から見ることが出来ます。
ただその場合、エンジンリッドを固定するためのフックも可動式になっていなければいけないのですが、キットのパーツでは(赤丸)留め具が跳ね上げられて、リッドが開いた状態しか作る事が出来ません。閉じちゃいたい場合だってあるでしょうから、これは微妙ですね。
OVMの取り付け
工具や牽引ワイヤーなどOVMを取り付けます。OVMは形がちょっとおかしいですし、少し小さい気もします。ドラゴンとかのジャンクパーツがたくさんあるので、それを使いたいところですが、残念ながらそれはできません。なんたってホビーショー用の製品見本ですからね。ディテールアップをしたらウソになっちゃいます。
エンジンデッキの消火器の横には予備のアンテナを入れる筒があるはずで、説明書のイラストにもその筒は描かれているのですが、パーツもありませんし、組み立て指示もありません。これも簡単に追加できるので、許される方は(笑)ぜひ付けてあげてください。
車体側面に付く履帯交換用のワイヤーです。最後の塗り分けがしやすいように、留め具の所だけで車体に接着してあります。そうすればワイヤーと車体の間にコピー用紙などを挟むことができるので、塗り分けがずいぶんと楽になります。備えあれば憂いなしですね。
(全作品完成まで あと107)
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