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World of Tanks・フェルディナント駆逐戦車 Op.411 制作開始

Category : AFV キャラクター ドイツ

Scale : 1/35 Maker : イタレリ Post : 411-1

World of Tanks・フェルディナント駆逐戦車 1/35 イタレリ

大人気のオンラインゲームの World of Tanks からまたまた新しい戦車のプラモが発売になりました。今度はドイツ軍のフェルディナント駆逐戦車です。

フェルディナントはコンペに負けて不採用になったポルシェ社のティーガー1型戦車を利用して作られた駆逐戦車で、エンジンで発電し、電気モーターを回して走るという元祖ハイブリッド車なんです。

ボツになるはずは無いと絶対の自信を持っていた開発元のポルシェ社は、フライングですでに100輛ものティーガーの車体を作ってしまっていました。で、不採用となって真っ青になったのですが、そこはヒトラーの大のお気に入りのポルシェ博士です、ティーガー1よりもさらに強力な長砲身の8.8cm砲を搭載した駆逐戦車として売り込みに成功します。そしてつけられた名前がポルシェ博士のファーストネームである「フェルディナント」だったのです。でも後にそんな不遜なネーミングは良くないということになり、改修後はお鼻の長いエレファントと改名されてしまったそうです。

キットはこのシリーズを精力的に出してきているイタレリ製です。中味は古いイタレリのキットなのですが、これにゲームのデカールや資料の冊子をつけて新製品ですからね。なかなか美味しい商売ですwww

では早速製作に入ります

足回りの組み立て

足回りの組み立て

まずはお約束通り足回りを組みたてます。ポルシェ型のティーガーは複雑なサスペンションを搭載しているのですが、そのあたりも見えない割りに少ないパーツでちゃんと再現されています。

可動するサスペンション

転輪や起動輪、誘導輪はすべて軸を焼止めするのでクルクルと回転します。また同様にサスペンションの軸も焼止めするので、ベルト式の履帯を相まって、ごらんのようにサスペンションは可動します。

ベルト式履帯も含めて今時焼止めはとても珍しいですよね。ガスコンロの無い家庭もあって、ドライバーの先を熱するのに一苦労することもあるかもしれません。わが家はオール電化では無いのですが、私はヒートペンを使って焼止めをしました。

履帯の垂れが再現されている

履帯の垂れが再現されている

接着剤の効かない材質のベルト式履帯なので、履帯の垂れをどうしようかと思っていたら、フェンダーをつけたらちゃんと履帯が垂れてくれました。

フェンダーの裏側に工夫があった

おやっ?と思ってよく見てみたら、フェンダーの裏側に出っ張りがつけてあって、これが履帯を押さえてくれていました。

見えない所にまでこだわるスケールモデラーさんにはもしかしたら不評かもしれませんが、私は単純にこれは歓迎です。良い感じで垂れてくれますから、ありがたいです。

ライフィールドモデルのティーガー1がまだ途中ですが、訳あってこちらも開始です。年末年始の忙しい中ティーガーを作るほど集中できないので、サクッとこちらを作ります。(;^ω^)

(全作品完成まで あと107)

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“World of Tanks・フェルディナント駆逐戦車 Op.411 制作開始” への2件のフィードバック

  1. tomboy07 より:

    根生さん

    お早うございます。

    漁船の頃は、以前と比べ製作ペースが落ちたように感じましたが、又ペースが上がって巡航モードですね。
    さて、フェンダー裏側の出っ張りですが、実車にも履帯が車体を叩くのを防止するための金具が取り付けられていました。
    イタレリは形と位置は少し違うようで、タミヤのエレファントの方が正しいと思います。
    ドラゴンにはありません。

    • 根生 より:

      tomboy07さん、こんにちは。
      この半年仕事が忙しいので更新が滞りがちになってます。
      今は来年のプラモカタログ2017の作例を3つ作っているのでタイガーの製作が止まってしまいました。
      フェルディナントともう一つストックしてある記事は以前書きためたもので、商品発売で公開が解禁されたのでアップを始めました。

      フェルディナントのフェンダーの件ですが、内側に出っ張りがあるのが正しいんですね。知りませんでした。ドラゴンのキットには付いてませんでしたからね。でもこれのおかげで履帯が垂れたように見えるので助かります。でもフェンダーを付けた後からでは履帯がはめられなくなります。Pタイガー系はフリウルとかを使うときも履帯をはめるのにすごく苦労したのを思い出しました。

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