日本海軍・航空母艦赤城 その11 完成!!
2017年4月18日
最後の仕上げにスミイレと若干の汚し、艦載機の搭載をして完成です。もちろん艦載機にもスミイレをしています。
詳しくはつづきをどうぞ・・・
スミ入れ
最初に飛行甲板のスミイレをします。強めに残したいのでツヤ消しでオーバーコートした表面にクレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを原液のまま塗り、そのまま軽く乾燥させます。
手で触れるくらいに乾いたら、専用の溶剤を平筆に染ませて拭き取ります。木の継ぎ目にうまく残ってくれてますが、デカールが奥まで入りきっていない部分はスミ入れ塗料がしっかりと入ってくれませんでした。ちょっと失敗ですね。
続いて船体部分のスミイレをします。入り組んで拭き取りがしにくい部分は溶剤で薄めたウエザリングカラーを流すだけです。拭き取りの出来る部分は甲板と同じ様に原液を筆塗りして、乾いたら溶剤を浸ませたふでで拭き取ります。重力の方向に拭き取って汚れが流れた跡を残します。
錆汚れ
錆汚れが流れた跡を再現します。今度はAKインターラクティブのラストストリークを使います。原液のまま面相筆で錆の流れそうな箇所に塗り、乾いたら溶剤を付けて筆でぼかします。
飛行甲板の汚し
飛行甲板は元々塗装の段階で汚していたのですが、少し物足りなかったので、黒のピグメントを使って追加の汚しをしました。特に前の方の汚れが足りなかったので、多めに足しました。
完成!!
最後に艦載機にスミイレをしてから甲板に瞬着で接着して出来上がりです。そうそう、旭日旗も甲板のマストに貼り付けました。これにて『日本海軍・航空母艦赤城 1/700 フジミ』の完成です。
船のプラモは細かなパーツが多くて組み立てが大変なのですが、一番大変なのは甲板の塗り分けです。特にエアブラシで仕上げたいのなら複雑なマスキング作業は避けては通れないのですが、この艦NEXTシリーズは甲板の木の部分が完全に別パーツになっているので、塗装してから組みたてられます。これはビックリするくらい便利です。
それ以外にも従来の1/700のキットに比べて接着剤不要のお手軽キットとは思えないほどの再現度で、正にNEXTの名にふさわしい内容です。プラモ初心者からガッツリディテールアップをする上級者までしっかり楽しめる名キットかと思いますよ。
(全作品完成まで あと107)
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