日本海軍・零式艦上戦闘機21型 フルアクション その5 完成!!
2017年6月30日
塗装済みキットの エフトイズ 1/72 日本海軍・零式艦上戦闘機21型 フルアクションの完成です。最後の仕上げにスミ入れ、退色処理、張り線をしました。塗装済みキットなのであっと言う間に完成ですが、できあがってみると結構いいですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ
スミイレをします。スミ入れ塗料はいつものクレオスのMr.ウエザリングカラーを使うのですが、定番のグランドブラウンでは今回のような明るい色の機体にはチョイとキツすぎるので、マルチグレーを混ぜて少し明るくして塗りました。
指で触って取れないくらいまで乾いたら専用溶剤を染ませた平筆で拭き取ります。空気の流れる方向に筋が残るように拭き取ります。Mr.ウエザリングカラーはツヤ消しなので、フィルター効果で少しツヤ消しになります。
退色表現
退色表現などのフィルタリングは油彩なんかを使ってすることが多いと思うのですが、今回はお手軽にMr.ウエザリングカラーのマルチホワイトを使ってやってみます。筆で原液のままパネルの中央あたりにチョンチョンと塗っていきます。
スミイレと同じく、塗料が乾いてから専用溶剤を染ませた筆で拭き取ります。今回は筋を意識して大きく拭き取るのでは無く、ぼかすように拭き取ります。その時パネルラインにはあまり塗料が入らないように注意します。パネルラインが白くなっては興ざめですからね。
排気管の汚れ
エンジンの排気管の先や主翼の下の薬莢を捨てる穴の後ろにススのあとを付けました。ピグメントの黒を細い筆に付けて筋を引くようにこすりつけました。このようなスス汚れは粉が手軽で便利です。
完成!!
最後にメタルリギングを瞬間接着剤でアンテナと尾翼に貼り付けます。スケールからすると少し太いかな?って感じですが、余り細いと老眼の私には見えなくなってしまうので、これでいいです。
これにて『日本海軍・零式艦上戦闘機21型 フルアクション 1/72 エフトイズ』の完成です。塗装済みのお手軽キットなのですが、なかなか良くできています。もちろんガチで作るつもりならタミヤの1/72には及びませんが、塗装済みであることと価格が安いことを考えればこんなにお手軽なプラモはありませんね。ぜひシリーズ化してもらいたいものです。これからのプラモはこれでもかという精密化の方向性だけでなく、どこまで手軽に作れるかに進化していくのもいいじゃないでしょうか。
(全作品完成まで あと107)
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