プロローグ その2 運命の時
2005年4月9日
Category : 日記
それは春休みにはいったばかりのある日曜日の午後に起きた。家族でスポーツ公園でフィールドアスレチックなどを楽しんで、クタクタになって帰宅した時のこと。うちの奥さんの携帯電話に一本の電話が。どうやらその友達の旦那様がゴミのようなプラモデルをワゴン車に一杯もらってきて駐車場で広げているので貰いにこかいか?という話しです。さては、子ども会で子供たちに配ろうというつもりみたいです。
えっ?プラモ?・・・ どんな? って聞いたらどうやら戦車とかが多くて、かなりマニアックな感じらしい。これは面白そうだと思い、さっそく息子をつれてもらいにいくことにしました。
現場についてびっくり。たしかに山のようにプラモがあります。しかも、まだ車の中にもいっぱい。でも、箱は濡れてカビが生えているのもあるし、なにやら異臭もします。これはヤバイ! しかし、よく見ると中身はしっかりしています。まったく手もつけていないものばかりです。おそらく数十万円分にも登るプラモの山を見て、『もったいな~』というのが最初の感想でした。
プラモの山のとなりでは、その友達の奥様がプラスチックごみの青い袋を持って、きたなそうなものをジャンジャン捨てています。ちょっ、ちょっと待って・・・ 哀れにもそこの家の子供たちから見放されたプラモたちはゴミ扱いです。これはいけません。さっそく作れそうなものを物色です。あれもこれも懐かしいものばかり。中学生のころ大好きだった田宮模型の1/35の戦車のシリーズをかき集め始めました。そしてそれを車に積んで持ってかえりました。
本来、プラモデルは作ってもらうのがその生まれてきた使命です(大げさ)。手もつけられずにゴミ焼却炉で焼かれては死んでも死に切れません。きっとダイオキシンに化けてでます。ちなみにきちんと塗装して丁寧に仕上げられたプラモは燃やしてもダイオキシンは出ません。(ウソです、良く知りません) この救い出された38箱のプラモを無事成仏させるためにも私が立ち上がることにしました。このブログは運よく(?)私に拾われたプラモたちが成仏するさまを描くために始めました。(要は単なる製作日記ですがね)
まあ、能書きはこれくらいにしてプラモ作ろ~っと♪
(全作品完成まで あと38)
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