ドイツ・ケッテンクラート その2 キャタピラの制作
2005年4月19日
Category : AFV ドイツTags : ケッテンクラート
プラパーツのキャタピラ
少ない部品点数でキリキリと製作が進むケッテンクラートですが、車体の小ささはマウスよりも小さく、携帯電話ほどの大きさです。通常1/35の戦車のプラモのキャタピラはゴムのように柔らかいプラスチックで出来ていて、これを完成した車体にはめるのですが、小さなケッテンクラートでは経費節約のため(?)キャタピラとホイールが一体の部品になっています。
また、プラモは金型に流し込んで作られるのですが、2つの金型の合わせ目はどんなに精密に作っても線になって現れます。これがケッテンクラートの細いキャタピラの真ん中に入っていました。そして、ホンモノのキャタピラにはこの場所には線はありません。思いのほか目立つので、『面倒だな』と思いながらもヤスリでゴシゴシと削ることにしました。
平らなところなら簡単なのですが、でこぼこのキャタピラに合わせて溝の中も細いヤスリで丁寧に(?)削ります。こんなとき歯医者さんが持っている、あの歯を削る道具が欲しくなります。そういえば東急ハンズで売ってたような気がします。こんど見にいってみようかな。
そして、削り終わったのが左の写真です。
そして、今度はホイルの部分を塗らないようにメタリックグレイで着色していきます。拡大鏡をかけて、筆でペタペタと丁寧に塗っていきます。いやはや根気の要る仕事です。小さなプラモといえどもあなどれません。
(全作品完成まで あと36)
後日追記
当時はまだ組み立て式履帯の存在をしらなかったんですね。履帯という言葉も(キャタピラは登録商標なんですね)、パーティングラインと言う言葉も知りませんでした。そしてなによりもケッテンクラートなどドイツのハーフトラック系の履帯にはゴムパッドが付いていることも知りませんでした。全部金属色で塗っちゃってます(;^_^A
コメントを残す