イギリス・25ポンド砲 その6 人形の組み立て
2005年5月28日
Category : AFV フィギュア イギリスTags : 25ポンド砲
人形の組み立て
いよいよ小物と人形の製作です。今回は豪勢にも6人も人形がついています。これだけの大砲の操作となるとこれくらいのチームになるのでしょう。弾を込める人やら、照準をつける人やら、緊迫感のあるポーズを決めています。ただ、AREA-Gさんの製作記にあるように、みんなクローン人間のように同じ顔をしています。私は顔を取り替える技術もないし、面倒なので六つ子の『おそ松くん』兄弟の大砲チームと言うことにします。(笑)
今回の設定は灼熱のアフリカで大砲をガンガンぶっ放しているということで、なんと6人中3人が上半身裸です。白人は色素が少ないですから、皮膚癌になりますよ。って心配はどうでもいいのですが、問題はこれです。
通常、人形を作るときに腕とかを別部品で接着するのですが、その合わせ目は平らに削ってやればきれいに合わさることが多いのです。そして接着の後が残るのですが、着衣ならば洋服の縫い目ということで段差を平らに削ってやるだけでほぼOKでした。
でも、裸ではそうは行きません。なにしろ肌には縫い目はありませんから、まったくつるつるにつなぎ目を消す必要があるのです。そして、ここで大活躍するのが先日購入した『光硬化パテ』です。
結論から言うと効果は絶大です。今日は週末と言うことで昼間作ったのですが、明るい昼の光の下ではみるみる硬化していきます。あまりに硬化が早くて4体目で搾り出してあるパテが固まってしまい、5体目の分はまたチューブから出さなくなるほどでした。これは注意が必要ですね。
そして前も書いたとおり、硬化しても縮まず、硬化後の硬さもほどよい硬さで加工も簡単です。固まったパテをリューターで削るのですが、プラスチックよりもやわらかいので余分のパテは簡単に削り落とせませす。そして、最後はペーパーかけですべすべお肌に仕上げます。
私はラッカー系の匂いが大の苦手でサーフェイサーも使っていないのですが、人形は基本的に手塗りなので、タミヤのサーフェーサーを筆で塗っています。と言うのもアクリル塗料の肌色がなんだか付が悪くて、サーフェーサーが無いとうまくぬれないからです。それで写真の人形の肌色の部分だけがサーフェーサー色をしているのです。パテで修正した跡とかパーティングラインを削った跡にサーフェーサーをもう一度塗って、いよいよ本塗装です。
(全作品完成まで あと28)
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