ドイツ・ハノマーグ兵員輸送車 その8 人形のディテールアップ
2005年6月11日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : Sd.kfz.251
銃にストラップを付けてみました
さて、ハノマーク兵員輸送車もいよいよ大詰めです。おまけの国防軍の兵士に銃を持たせれば全て完成です。いつもなら簡単に終わるのですが、今回はちょっとだけディテールアップをしてみました。銃にストラップを取り付けることにしました。
銃のような長くて持ちにくくしかも重い装備品にはストラップが欠かせません。しかし、このような細い紐を1/35のプラモにつけるのは困難なことから、キットではストラップのことには一切触れられていません。あたかもそんなものはなかったような扱いです。しかし私的にはこれは捨てておけません。ストラップって結構めだつからです。
それでいつかはストラップをつけてやろうと考えていました。しかし、適当な素材が思い浮かばないのです。やっぱり紙かなとか思ったのですが、どうも思ったような形になりません。そんな時前述の『パンツァーモデリング』で鉛の薄板を使うといいと書いてあるのを見つけました。さっそく東急ハンズに買出しにいきました。
ストラップは皮でできていたでしょうから厚さは数mmで幅は3~5cmくらいでしょうか。これを1/35にすると、厚さは0.1mm~0.2mm幅は1mmくらいになるはずです。それで0.1mmの鉛の板を探したのですが0.2mmしかありません。しかたがないのでこれを使うことにします。東急ハンズで買ったものは写真の巻いてあるもので、一生使い続けられるほどあって378円と大変お買い得です。他にも大きなシートになったものもあったのですが、ダメージを受けたフェンダーや排気管のカバーを再現するために0.3mm厚のものも一緒に買ってきました。
鉛は適当な硬さというか柔らかさがあって、自由な形に変形できます。しかも鋏で簡単に細長く切ることができます。これを細長く切って、瞬間接着剤で接着します。そしてサーフェイサーを塗って、色を塗ります。本当はメタルプライマーを塗ったほうがいいのでしょうが、(一応買ってきました)面倒なのと、塗る面積がすごく小さいので省略しました。
色は皮のベルトということで何も考えずに茶色で塗ったのですが、よく考えたらドイツ兵のベルト類は全て黒です。やっぱり黒のほうが良かったかな?って考えちゃいます。前述の『パンツァーモデリング』では黒と茶の両方のパターンがありました。結局どっちでもいいのかな?
さあ、これをまた木工ボンドで兵士の手に接着すれば出来上がりです。ただし、木工ボンドは乾燥して透明になるのに少し時間がかかるのでしばらくは手のひらが真っ白です。
(全作品完成まで あと33)
※後日追記 : 当時はスリングをストラップって読んでたんですよね。ストラップじゃ手首から下げるやつになっちゃいますよね(;^ω^)
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