ドイツ・戦車兵 エンジン整備セット その2 マイバッハLH230エンジン
2005年7月1日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1パンターマイバッハLH230エンジン
マイバッハLH230エンジンの制作
エンジン整備セットと言うことで主役はエンジンを整備する戦車兵の皆さんなのですが、整備されるエンジンがないことには話になりません。そこで、キットには人気のドイツ戦車タイガーⅠ、キングタイガー、パンサーに搭載されたマイバッハLH230と言うエンジンの上半分がついてきます。タミヤの表記に従うとタイガーとなりますが、最近の流行はドイツ語読みのティガーです。ちなみにパンサーはパンターとなりますが、英語読みの方がカッコいいので私はタイガーと言っています。ティガーじゃこれですよね。
このマイバッハLH230P30エンジンはV型12気筒21400ccで700馬力もあったそうです。乗用車のエンジンの10倍のサイズですよね。なんともすごいものが乗っているようです。ただ戦車の重量が数十トンもあったので、パワーウエイトレシオは乗用車に比べるとずいぶんと低くなります。いざ戦闘となると、敵の弾に当たらないように全速力で走りまわるわけですから、エンジンへの負担は相当なものだのでしょう。そのためエンジン整備は日常茶飯事です。
エンジン本体に付属品を付けて、パイプを付けて、最後にエアクリーナーです。エアクリーナーを付けると下のエンジンが見えなくなるので、下から順に色を塗り、ウオッシングし、ドライブラシをして仕上げながらくみ上げていきました。そして最後にエアクリーナーを載せたら、ほとんど下のエンジンが見えません。金属っぽくするために3段階のドライブラシまでしたのに・・・(涙)
ためしにパンサーの車体に付けてみて、車体の穴から覗いたら・・・さらにエアクリーナー以外は見えません。なんてこったい。これじゃエンジン整備もできないのでは?実際に整備をするときってこの巨大なエアクリーナーを真っ先に外したのではないでしょうか?でないとエンジンがまるで見えませんから。資料がないのでわかりませんが・・・
こんな大きなエアクリーナーがついていちゃエンジン整備はできません。絶対に外していたに違いないという勝手な思い込みでエアクリーナーを外してみました。エンジン整備中は車体の上に置かれていたことでしょう。(勝手な推測) どうですか、これならエンジンが見えますよね。ちゃんと整備もできますよ
(全作品完成まで あと29)
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