ドイツ戦車 パンサーG初期型 Op.17 制作開始
2005年7月2日
あこがれのパンサー戦車
第二次世界大戦で最良と言われたドイツ軍のパンサー戦車です。このパンサー戦車は5号戦車ということで、4号戦車の後継にあたるわけですが、傾斜した装甲や大きな転輪など4号戦車からは極端な進化をしました。連合軍側の傑作戦車のソ連軍のT34に一気に追いついちゃたわけです。
このG型はパンサー登場から1年ほど経った1944年3月から量産されたタイプで、強力高性能のみならず量産も考慮に入れて設計の変更が加えられたそうです。このあらゆる面ですぐれた戦車は大戦の終了までに3740輌も作られました。まさにドイツ軍を代表する戦車としてタイガー1型と人気を二分する戦車ですね。
このブログの最初のころのエントリーに書いたとおり、私がプラモの製作を30年ぶりに再開したのは40箱以上ものお古のプラモ(未開封)を貰ったことからです。そしてこのブログを見ていた仲の良い友達が自分が買ったままにして持っていた在庫をくれました。それが前作の『ドイツ戦車兵エンジンメンテナンスセット』と今作の『ドイツ戦車パンサーG初期型』です。そしてさらにタミヤのエッチンググリルセットもつけてくれました。もうこれだけでも彼に足を向けて寝ることができません。
その友人の職業はお葬式屋さんなのですが、彼は自分の購入したキットをほとんど成仏させずにストック置き場に放置しています。プラモに化けて出られてもいやですから、私が代わってそのキットたちを成仏させることになりました。
今回は初めての大型戦車でもありますが、何よりもエッチングパーツを生まれて初めて使うことになります。エッチングパーツデビューです。金属の素材は今までも真鍮線やら鉛の薄板を使ってきていますので、メタルプライマーとかはもっているのですが、なんとなくこれで本格的モデラーの仲間入りをしたような気がします。こんなことで喜んでいるなんて素人丸出しですよね。
さらにドイツの戦車ということで、ツィメリットコーティングに挑戦するつもりです。最近のトレンドではコーティングローラーとエポキシパテを使うのがはやりらしいのです。しかし、私の近所ではコーティングローラーは売っていません。自作すればいいかとも思いますが、面倒ですしね~、通販で買おうかな~・・・といろいろと考えていました。
そんななかで、パンサーをくれた友人が一緒にくれた『パンツァーモデリング』という本の中で著者が、ツィメリットコーティングをエポキシパテと靴の修理キットに入っている接着剤を延ばすコテでコーティングをしたという文章を見つけました。エポキシパテは近所のスーパーのおもちゃ売り場でも売っています、靴の修理キットのへらは持っています。以前娘の靴を修理したことがありました。これで決まりです。ツィメリットコーティングはコーティングローラーやコーティングブレードが発売になる以前の原始的な方法で挑戦することにしました。
これだけキットをタダで手に入れておきながら、わずか数百円のコーティングブレードへの出費を惜しんでいるところが自分なりにもすさまじいと感じています。(爆)
本当のことを言うと、アマゾンでコーティングブレードを注文してあるのですが、まだ届きません。思ったよりもエンジンメンテナンスセットが早く出来てしまったので(わずか2日!!)コーティングブレードが間に合いません。物が届くまで待てばいいのですが、せっかちなので試しに靴の修理キットのコテでやてみることにします。
(全作品完成まで あと28)
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