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ドイツ戦車 パンサーG初期型 その12 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 17-12

パステルで仕上げ

仕上げ用のパステル

仕上げ用のパステル

車体下部を中心に土埃をエアブラシで軽く吹きつけます。次は本来ならパステルで調整するのですが、今回チョット裏側が明るすぎるような気がしたので調整の意味でも少しほんのりと塗ってみました。そして、限りなく黒に近いこげ茶色のパステルで影になるような部分に墨入れをするように塗っていきます。パステルはこすりつけては吹き飛ばしというのを繰り返すので、プラモの上に残るよりも部屋を汚すのに使われるほうがはるかに多いです。

さて、パステルはもともと固まりですので、これを粉にするのに私は紙やすりでこすっていました。でも紙やすりがあっという間に目詰まりするし、大量に紙やすりに残ってしまうしで、とても不経済でした。茶漉しで削るというのを聞いたので、茶漉しを買おうと思っていたら、画材売り場で便利なものを見つけました。

金魚すくいの網のようですが、細かい金網がはってあります。なにに使うのかは知りませんが、これでお皿の上でパステルを削ると100%回収することができます。もちろん目詰まりゼロで、異なる色のパステルを連続で削っても混ざりません。これでパステルによるウエザリングの作業の効率がグッと良くなりました。

次は黒のパステルで大砲の口と排気管の口を墨で真っ黒にします。さらにシルバーで大砲の口をドライブラシ。だんだんらしくなってきました。オレンジと茶色のパステルを混ぜてさびのつきそうなところに塗りつけていきます。激しいサビはパステルをエナメルシンナーで溶いてコテコテと塗ります。濡れている間は変な色ですが、乾くとボロボロのサビに変身します。そして最後にチッピングをして終了です。車体が大きいのでチッピングは時間がかかりました。途中でいやになってきて無造作につけるようになってくるので、適当なところで切り上げます。自分に気合をいれてまでもやりません。趣味は楽しくお気楽に、がわたしのモットーです。

完成!!

p1

このキットももらい物なのですが、一緒にタミヤ純正のエッチンググリルセットも頂きました。そのためエッチングパーツを始めて使うことになりました。さらに大戦中期のドイツ戦車は吸着地雷避けのツィンメリット・コーティングというものが施されていたのですが、これも初挑戦です。その他鉛板を使ったディテールアップなど細かな部分に手をいれてみました。こうして出来上がってみるとひどいところもあちこちにあるのですが、なんだかすごく気持ちが入ってしまいます。

これで一応『ドイツ戦車パンサーG初期型 作品17』は完成です。本来なら次に作品18に行くわけなんですが、今回はこのパンサーを使ってジオラマを作ってみます。というのも、このパンサーはジオラマを作るセットと一緒にもらったもので、私にこのセットをくれた人の好意にこたえるためにもジオラマに仕上げねばなりません。次回からは初のジオラマ製作シリーズに突入です。あまり期待しないでね。(+_+)\バキッ!

さて、これが横から写した写真です。履帯はピアノ線で垂れさせてあります。もう少し浮いた感じにしたつもりだったのですが、ちょっと下げすぎですね。コーティングがしてあるのでデカールは貼れません。実車同様にコーティングの上に手書きしました。なかなか味があっていいですね。牽引用のワイヤーは料理用の糸で作り変えてあります。またシュルツェン(サイドスカート)も前半分が吹き飛ばされて無くなっています。残った3枚のうち前の一枚を鉛板で作ってフニャフニャとまげてあります。本当ならこれだけのダメージを受ければOVMも吹っ飛んでいるでしょうにね。せっかくキットに入っているのでつけないとなんかもったいなくって・・・上から写してみました。エンジンメンテナンスセットのマイバッハエンジンが見えます。エンジン整備中ということで、左後ろの収納箱の蓋を開けてみました。戦車長は車外に出る前に本部にエンジントラブルを報告したので、その時の無線機のヘッドセットがキューポラの上に残ったままになっています。ヘッドセットのコードは0.2mmの焼きなましをした真鍮線です。傾斜した装甲版、小ぶりな砲塔、長い砲身といかにも強そうですね。フェンダーもダメージを受けたようにしようとドライヤーで加熱して手でまげておいたのですが、あんまり変わっていませんね。ヘッドライトのコードを伸ばしランナーでつけました。0.4mmくらいの真鍮線を買っておいてもいいかもしれませんね。このあたりはチッピングも作業を始めたばかりなので丁寧につけています。ずっとこの集中力が続けばいいのですが・・・後ろは土ぼこりを巻き上げているので、ドロドロです。迷彩塗装も消えかかっていますね。排気管の中になにか板のようなものが入っている写真を見たので、付けてみました。わかります?それと、排気管カバーを鉛の薄板で作り直してあります。熱とダメージで凸凹です。ジャッキのサビがわざとらしいですね。それとチッピングがそろそろこのあたりで集中力がなくなってきています。(+_+)\バキッ!パンサーは後ろ姿がカッコイイと思うのは私だけでしょうか?美しいデザインかと思います。前回製作した『ドイツ戦車兵エンジン整備セット』の皆さんを乗せてみました。戦車兵は落っこちないように足に真鍮線を埋めて、車体の上に小さな穴を開けて差し込んであります。工具類はおいてあるだけです。下で修理を見守る戦車長は上を見上げるように首の角度を変えてあります。けなげにも自分も黒服の上に作業服を着てきたのですが、部下の方がメカには強いようです。作業服の下から制服のズボンがはみ出ているあたりは、タミヤさん芸が細かいですね。"><img src="../photo/op17/s7.jpg" alt="エンジン整備中中" /></a> 		<a href="../photo/op17/p8.jpg" rel="lightbox[group]" title=" 整備中の二人をクローズアップしてみました。エンジンが良く見えるように巨大なエアクリーナーを1個外しています。

(全作品完成まで あと27

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