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スカウトカー ダイムラーMk.2 Op.18 制作開始

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 18-1

スカウトカー ダイムラーMk.2 1/35 タミヤ

スカウトカー ダイムラーMk.2 1/35 タミヤ

今回のお題はちょっと趣向を変えてイギリス軍の『スカウトカー ダイムラーMk2』です。このプラモは私の作品番号では18番になるのですが、偶然にもタミヤのミリタリー・ミニチュアシリーズでの製品番号も18番です。タミヤのMMでは古株になりますね。

スカウトカーといっても、何も優秀な兵隊になりそうな人に求人活動をする車じゃなくって、偵察をする車なのです。『scout』を辞書でひくと、偵察をするという意味が一番最初に出てきます。ですから偵察車ということですね。

発明されたばかりの戦車は見た目は恐ろしいのですが、動きはノロノロで、視野も狭いということで、待ち伏せに合うとひとたまりもありませんでした。しかも先頭の1台がやられるとただの障害物となり、後続は前に進めなくなります。そこで、歩兵たちは対戦車用の防塞を築き、戦車を待ち伏せするという戦術を取るようになりました。その防塞をいち早く発見して、後続の戦車隊に知らせるのがスカウトカーの役目だったのです。

そのためスカウトカーは簡単な装甲が施されていました。また、防塞を発見するや否や猛スピードで自陣に戻る必要があったため、前進するのと同じギアを後進にも持っており、前進と同じスピードでバックできたそうです。たいへん勇敢な任務であったと思うのですが、敵を見るなり猛スピードでバックして逃げていく姿はちょっと滑稽ですよね。

今回はこのイギリス人ならではの非常にユニークな車輛を作ってみることにします。前回がダイオラマという大作だったので、ちょっと息抜きにいいかなって思っています。

組み立て

スカウトカーの組み立て

スカウトカーの組み立て

早速組み立ててみました。長さが8cmほどの小さなプラモです。2時間ほどで形になってきました。ただヒケが多く今回は光硬化パテが大活躍しました。赤い矢印の部分を中心にパテで修正してあります。あっちこっちに塗って蛍光灯の直撃2分で固めました。その後は紙やすりでこするのですが、おかげで机の上は粉だらけです。

室内はシートとレバー、ハンドルは取り付けてありません。色を塗ってから接着するつもりです。メーターはボディの裏側にモールドされているので、先に色を塗ってマスキングして接着してあります。あとはエアブラシでダークイエローを吹き付けるだけです。

(全作品完成まで あと27)

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