ドイツ・Sd.kfz250/9 軽装甲偵察車デマーグ その2 足まわりの組み立て
2005年7月27日
Category : AFV ドイツTags : Sd.kfz.250
組み立て式の履帯をさっそく作ってみました。戦車のプラモを作っていて一番最初になんとかしたいと思うのがこのキャタピラーの問題ですよね。いずれはモデルカステンの可動式履帯なんぞを使ってみたいと思うのですが、戦車本体よりもはるかに高い価格と、その工作の難しさ(タブン)にちょっとしり込みをしてしまいます。タミヤの大型戦車にオプションで用意されている組み立て式履帯はお手ごろなのですが、それでも接着剤が乾く前に形を整えるとなると・・・ちょっと自信がありません。
そこでこのデマーグのような小型の車輛ですと、組み立てる履帯のパーツの数も少なく、その分モタモタしていてもなんとかなりそうなので、練習にはもってこいです。一応苦労しながら右側半分を作ってみました。はやり小さなパーツをつないで作っただけはあって、カクカクした感じが良いのと、垂れさせるのは簡単に表現できました。
実はこの履帯はホイールに接着してあるのですが、ホイールは車体に接着してありません。その分工作はやりにくかったのですが、後の塗装を考えるとしかたがありません。ホイールと履帯を接着したまま塗り分けるのは大変な作業が予想されます。ましてや、これが車体に接着されていたら塗り分けは不可能です。みなさんはどうされているのでしょうか?不思議です。
重なるように配置されている転輪の一番外側の2個はまだ接着してありません。これは内側の転輪を塗ってから接着しようと思っています。
他のハーフトラックと比較
この写真は以前作ったハノマークとケッテンクラートのものです。比べてみてください。ハノマークは例の軟質プラスチックによる連結履帯です。瞬間接着剤で転輪に接着して垂れさせてあります。ティッシュで抑えて固定するのですが、思ったようにはなかなか行きませんでした。そして、ケッテンクラートは履帯と転輪が一体で成型されていました。小型のプラモだからできることなのでしょうが、これが一番手軽で自然に垂れています。でも、履帯にほとんどモールドがありません。まぁ、これは仕方がないことでしょうね。
(全作品完成まで あと26)
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