オペル・マウルティア その2 シャーシとキャビンの制作
2005年8月25日
Category : AFV ドイツTags : マウルティア
タミヤのキットはパーツの配置順に番号がついています。しかもパーツごとにAとかBとか大きな分類になっていて、探しやすいですよね。でもこのイタレリのキットは、パーツの番号は説明書に登場する順番についており、ランナー上での配置はまったくランダムです。しかもランナーに番号が書いてありません。たよりになるのは説明書の図だけ。こりゃ部品を探すのに骨が折れます。
しかし、その部品は精密感があふれています。プラスチックでは実現するのに限界なほど細く作られています。パーティングラインやゲートを処理しようと思っても折ってしまいそうです。実際に折ってしまいました。接着箇所はタミヤのようにくぼんでいたりしないので、わかりにくいです。ホントに大変。
こんなに細かいパーツを用意しているのに、結構エクボが多いんですよね。どんな金型を使っているんでしょう。精密と大雑把が同居しています。まぁ、エクボは光硬化パテでどんどん直していきますからOKですけど。でもねぇ~
エンジンとか組み込まなければならないので、フレームが出来た段階で塗装をしました。エアブラシでブシュ~です。窓は取り付けていないので室内はまる開きです。窓枠は筆で塗って、室内にエアブラシの塗料が入らないように気をつけました。なんたって人形がすでに乗っていますからね。
このキットには人形はついてきません。ドライバーがいないと寂しいので、失業中のシュビムワーゲンのドライバーを無理やり乗せました。狭いシュビムワーゲン用の人形ですから、ひざの曲がり方が大きいのと、ハンドルの直径がシュビムワーゲンは小さいので手の間隔が狭くなっています。これを無理やり広げてマウルティアのハンドルを握らせました。ひざは伸ばしたいのですが、大変なのでやめました。これでもなんとか無理やり収まっています。
組み込まれたエンジンの写真です。あとこれにラジエターがつきます。ラジエターが無ければフロントグリルからエンジンが覗けるのですが、残念です。このフロントグリルが全て抜けていて、エンジンルームが見えるのはすごいですね。イタレリ、さすがです。
最終的には運転席がフレームの上に乗っかってしまいますので、せっかく作ったエンジンは見えません。ひっくり返した時に下からなんとか・・・ってとこです。ですから運転席同様、適当に作っておきます。(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと24)
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