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アメリカ・M36ジャクソン駆逐戦車 その5 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア アメリカ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 26-5

人形の制作

M36ジャクソン駆逐戦車 付属の人形

M36ジャクソン駆逐戦車 付属の人形

このキットには3体の人形が付いてきました。ところが、この人形について説明書には一切書かれていないのです。しかも、普通タミヤのキットでは人形の部品はA-1、A-2とかB-3、B-4のように人によってAとかBとかに分かれているのですが、このキットでは全部通し番号なのです。これじゃどれが誰の腕なのかわかりません。しかもどんなポーズをしているのかもわからないのです。

そこでこのアメリカ兵が別売りされていないかタミヤのホームページで確かめてみました。すると古いキットで『アメリカ歩兵セット』というのがあり、その中の2名が同じものでした。どうせなら4人とも付けてくれればよかったのに。

このWebカタログの写真を見ながら塗装する色を見当つけて塗ってみました。なにしろ説明書にはなにも書いてないのですから、資料は皆目ありません。これだけがたよりです。一番右の戦車兵ですが、こちらもタミヤのWebカタログから探してみました。どうやら『アメリカ戦車兵セット』のうちの一人のようです。しかしこちらは拡大写真が用意されていないので、ほとんどわかりません。しかたがないので適当に塗りました。胸に何か下げているのですが、いったい何なんでしょうか?

完成!!

アメリカ・M36ジャクソン駆逐戦車 1/35 タミヤ

アメリカ・M36ジャクソン駆逐戦車 1/35 タミヤ

MADE IN BRAZIL のジャクソン駆逐戦車。心なしかプラスティックがいつもよりも柔らかいような気がします。そして伸ばしランナーを作ろうとすると、ランナーがフカフカになります。説明書は全部ポルトガル語。人形の説明は一切無し。いつもに無い苦労をしながら完成までこぎつけました。

直線を多用したシンプルなデザイン、長い砲身、傾斜装甲となんだかドイツ軍のパンターを思い起こします。銃を構えて戦闘態勢の二人の歩兵に比べて、砲塔の上でしかめっ面をしている戦車長は余裕たっぷりです。ちょっと不自然なシチュエーションですよね。撃たれちゃいますから、頭を下げていたほうがいいですよ。

ブラジル製ということで、タミヤといえどもプラスチックの材質が少し違うようです。伸ばしランナーを作ろうと思ってひっぱったら、ボロボロになってブチブチ切れてしまいました。ブラジルではガソリンの代わりにサトウキビから作ったアルコールで自動車を走らせているそうですが、ひょうっとしてプラモも石油からじゃなく、サトウキビから作っているとか・・・まさかね。

真横から見た写真です。車体の雨だれや錆を強調してみました。鉄!って感じですよね。アメリカの戦車の履帯はあまり垂れていないようなので、今回もキットのままです。今回初めて履帯を塗る前にサーフェイサーを塗ってみました。サーフェイサーは臭くて嫌いなのですが、履帯の軟質プラスティックは塗料の付きが悪く、ウオッシングの最中にはげちゃう事があったからです。今回は安心してウオッシングできました。これでディテールクッキリですよね。後ろから見た写真です。OVMが後ろに集中しているのですが、全て車体に最初からモールドされていました。なんだかペチャって埋まっちゃってる感じで、やっぱり別部品にして欲しかったですね。砲塔のアップです。タミヤウエザリングマスターで床のドロ汚れも簡単!砲塔の手すりはT-34の余りの手すりをつないで作りました。土ぼこりを巻き上げて進軍するM36ジャクソン駆逐戦車です。

(全作品完成まで あと21)

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