ソビエト重戦車・スターリン2 その8 完成!!
2005年10月27日
Category : 完成 AFV ソビエト連邦Tags : JS-2
モデルカステン履帯の塗装
出来上がったモデルカステンの可動式履帯の塗装です。カラカラと気持ちよく動くのですが、本当にチョッピリの接着剤でピンが接着されているため、ウオッシングをしたら間違いなくバラバラになりそうです。今までも細かい部品で接着部分が溶剤にやられたことがあるので、さすがに学習して防衛本能が働いています。つまり今回はウオッシングはご法度なのです。
そこで一計を案じて、最初にフラットブラックで真っ黒に下塗りをしました。そしてその上からほんのりとムラにならないように注意しながらフラットアースを吹き付けました。濃く塗りすぎると下塗りの黒が完全に埋まってしまいますし、そうかといってムラになってもいけません。少しづつ注意深く塗りました。その結果なんとか奥まった部分は暗い色になり、ウオッシングで影をつけたのと同じような感じになりました。
ドライブラシ
塗料が乾いたら次はシルバーでドライブラシです。こすれて金属光沢が出ている部分を再現するわけですから、普通のドライブラシよりは遠慮なくやります。その間にもピンが3箇所抜けました。(T_T)
そして出来上がりです。
車体に巻き付け
いよいよ車体にはめます。しかし軟質プラの履帯と違ってクネクネとは動くのですが、ひねったりつぶしたりは出来ません。そのために意外なほどはめるのが大変でした。特にフェンダーが邪魔になってなかなか通りません。それでもなんとか悪戦苦闘の末取り付けることができました。できあがったのがこの写真です。
みごとに垂れており、その垂れ方もまさに自然な感じがしてカッコいいです。でも指定よりも1枚多い86枚にしたためにチョット垂れ方が大げさな感じがします。やっぱり85枚がよかったかな、って思ってもいまさらどうにも成りません。イインです、これで!
完成!!
さて完成です。付属の人形がいないのがチョット寂しいのですが仕方がありません。タミヤのT-34は1輛につき3人も付属していることを思うとね・・・
そのうち戦車兵か歩兵のセットを作って横に並べてあげましょう。
ソ連の戦車はシンプルが売りですから車体は簡単に組みあがりました。ズベズダ製ということで多少の不安はあったのですが、パーツの合いも良く、説明書のイラストが数箇所間違っていた以外は問題もなく、組みやすいキットでした。
今回はエッチングパーツとモデルカステンの可動式履帯をもらったためにキットを探すことから始まったのですが、これってまったく順序が逆ですよね。それでもモチベーションが高い状態で製作に入ったので初物づくしの割には早くて、10日間で完成まできました。もちろん人形が付いてこなかったってことで2日ほど短縮していると思いますが。
旧ソビエト連邦の重戦車・スターリン2です。大戦の後半に投入された戦車でベルリン戦といえば、白いラインの入ったJS2ですよね。 今年(2005年)はベルリン陥落60周年ということでヨーロッパ各地では記念の行事がありましたが、プラモ界でもこれをテーマにした作品が多く作られたことと思います。私もつい便乗です。
(全作品完成まで あと16)
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