ドイツ・ハーフトラック・クルーメン その2 組み立て
2005年12月13日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : Sd.kfz.251
このドラゴンの人形のセットは精密なモールドがキッチリとついておりとてもキレイなキットです。そのためいつもならハンドリューターでガリガリと無造作にパーティングライン削りをするのですが、今回はいくぶん慎重に削りました。
しかしインジェクションキットの宿命で金型の合わせ目近くでは深いモールドが作れません。そのた上着の下のポケットの体の中央近くのモールドが甘くなっています。場所によってはほとんど付いていません。これを彫刻刀で彫ってモールドを仕上げました。(写真の○の場所)また同時にパーティングラインを消す時に削れてしまった細かいディテールももう一度彫りなおしです。
次にデザインナイフと彫刻刀で上着の裾の下を削りました(写真の○の場所)。ここもインジェクションキットの宿命で上着の裾とズボンの間にはプラスチックがきっちりと埋まってしまうのですが、これを少し削りこんでやるとグッと見栄えがするようになります。
このときに使った彫刻刀の写真です。東急ハンズで買ったもので、大き目の釘の頭くらいしかありません。こんなんで千円近くしたのですから、ずいぶん高い気がしましたが、かなり重宝しています。甘いモールドの掘り起しとか、手の先の指が潰れちゃっているのを分けたりとか大活躍です。
このキットの皆さんは全員ヘルメットではなく帽子をかぶっているのですが、AさんとBさん(立っている二人)は装甲のある車内から頭を出しているのでヘルメットをかぶってもらうことにします。機関銃を構えているのにヘルメットをかぶっていないのはやっぱり変でしょ。とりあえずヘルメットをかぶせるためにコピー用紙で顎紐を作って貼り付けました。
(全作品完成まで あと16)
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