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ドイツ・4号戦車J型 Op.45 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 45-1

またしても履帯をもらったので戦車を購入

ドイツ・4号戦車J型 1/35 タミヤ

ドイツ・4号戦車J型 1/35 タミヤ

ティーガーを完成させてさらにドイツ戦車が続きます。今回のお題は4号戦車J型です。昨年はトライスタートやドラゴンから4号戦車が発売され、いろいろと世間が沸き立っておりましたが、これらはD型とE型のキットでした。わたしは戦車のプラモを作っている割にはあまりこのあたりのことは詳しくなく、各型によってなにが違うのかよくわかりません。(+_+)\バキッ!

まぁ、ともかく私のはタミヤのJ型でして、ドラゴンやトライスターのように精密なパーツがどっちゃりと入っているものとは違います。どうせ作るならドラゴンがよかったな、なんて思いながらも持っているプラモは作らねばなりません。がんばっていきましょう。

もともとこの4号戦車を作るきっかけになったのは、モデルカステンの可動式履帯をもらったことから始まります。(って私の場合こればっかしですけど)履帯だけ作ってもしかたがないので、戦車を買ったわけです。

J型と言えば・・・

4号戦車のJ型といえば、4号戦車の最終型になります。大戦のはじめから終わりまで活躍した4号戦車は、年代が進むにつれ主役の座をティーガーやパンターに譲っていくわけですが、その信頼性で最後まで生産され続けました。最後のJ型はかなりの簡略化によりコストダウンをはかり、大量に作られました。

そして、このJ型を作る上でさけて通れないのがツインメリットコーティングです。最近ではコーティングローラーなるものが発売され、コーティングもずいぶんと楽にできるようになったのですが、この4号戦車だけはそうは行きません。細かなボルトなどのモールドが車体の上の至る所にあり、パテでコーティングをするとこれらが埋まってしまうのです。あの『パンツァーモデリング』の著者のグリーンランド氏でさえ、4号戦車のコーティングはホットナイフで直接プラモにパターンを刻む他は方法が無いと書いています。

そんな恐ろしいことは私にはとてもできません。しかし、タミヤはこれにすばらしい回答をくれました。エッチングパーツによるツインメリットコーティングをキットに付属してくれたのです。エデュアルド社のツインメリットコーティングのエッチングパーツです。これならば瞬間接着剤でペタペタと貼るだけでお手軽にコーティングができます。このキットを選んだ最大の理由はこれでした。

エッチングパーツのツィンメリット・コーティング

4号戦車J型 エッチングパーツでツィンメリット・コーティング

4号戦車J型 エッチングパーツでツィンメリット・コーティング

早速作ってみました。なかなか快適です。世の中にはこんな便利なものがあるんですね。あっという間にツインメリットコーティングのできあがりです。

金色の薄い金属板を貼り付けていく作業を見ていた次女(小5)が、金箔貼りと勘違いしたらしく、『お父さんこれって純金?』って聞きました。残念ながらお父さんはそんなにお金持ちじゃありません。それに金箔貼りの戦車って・・・

ヒトラーが豊臣秀吉のような趣味をしていたら、自分の乗る戦車(ヒトラーが戦車に乗るのか?)に金箔を貼ることもあったかもしれませんがね(ナイナイ!)

テレビに気を取られて大失敗

4号戦車J型 切り飛ばしてしまったヒンジを自作

4号戦車J型 切り飛ばしてしまったヒンジを自作

いつもは一人でこっそりと作業をしているのですが、夕べに限って居間でテレビを見ながら組み立て作業をしていました。それで娘とこんなやりとりになったのですが、更にテレビに気を取られて大変な失敗をやらかしました。

左のフェンダーを見てください。実はエッチングパーツのコーティングを貼り付ける前に、小さなリベットは削り取るのですが、説明書を読み違えて、フェンダーを止めているちょうつがいまで削り取ってしまったのです。運良く右を削り取る前に気がついたのですが、困ったことになってしまいました。

しかしこんなことでめげる私ではありません。プラモを再開してからこの10ヶ月間、数々の失敗を乗り越えてずいぶんと打たれ強くなりました。この程度のちょうつがいなら作ってしまおうということになりました。

プラモ屋さんで買った0.13mmのぺらぺらのプラ板と延ばしランナーで作ります。ちゃんとリベットもつけました。何もないところに作るのでしたら難しかったかもしれませんが、コーティングが貼り付けてあるので、少々いい加減でも目立ちません。しめしめです。(+_+)\バキッ!

制作開始早々からドタバタが始まりましたが、さわぎが大きければ大きいほど作品に愛着がわいてくるものです、と強がりを言いながらのスタートでした。

(全作品完成まで あと12)

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