ヘッツァー駆逐戦車初期型 その10 各部の塗分け、デカール貼り
2006年3月30日
Category : AFV ドイツTags : 38(t)戦車ヘッツァー
各部の塗分け
やっとの思いで塗り分け完了です。さすがに履帯の奥までは筆が届きません。組み立て済みの足回りの塗装は困難を極めました。しかし、今回思わぬラッキーに遭遇しました。それは履帯を塗装した塗料にあったのです。
キットでは塗料の指定はクレオスのメタルカラーのアイアンでした。それをダークアイアンと勘違いしてダークアイアンで塗りにかかったのです。このダークアイアンはなぜか特殊な塗料らしく、ものすごくサラサラで筆でチョンと落とすと凸凹の表面にサッと伸びるのです。そのおかげで履帯のかなり複雑な形もなんとか塗り終えました。
全部塗ってから色を間違えたことに気がつき(そういえばやけに黒いなって思っていました)、今度はアイアンで上から塗りました。アイアンはふつうの塗料と同じくらいの粘度なのでサッと伸びることはないのですが、細かい隙間はすでにダークアイアンで塗られているので、ちょうどいい明暗ができました。(^_^)v
このメタルカラーのアイアンは最初に塗ったときはジャーマングレーのようなつや消しのグレーです。ところが塗料が乾燥してからこすると、あら不思議ぴかぴかの金属光沢が現れるのです。さすがにちょっぴり高いだけあって、金属光沢を与えるにはもってこいの塗料ですね。ほかにもアルミとか銅とかがあったので、一セット買いそろえてもいいかもしれません。
履帯が塗り終わったら、次は転輪です。これも苦労はしましたが、数が少ないので助かりました。排気管やマフラーはフラットブラックで塗っておいて、さび色のパステルをエナメルで練ってこすりつけ、乾いたらブラシで余分を落としました。いつものやり方なのですが、ちょっとさび色が明るすぎたようです。
OVMの取り付け、デカール貼り
別に塗っておいたOVMを乗せてアンテナや機銃を取り付けたら完成です。エッチングパーツのOVM取り付け具ですから、OVMを乗せてからグニャリと曲げてOKです。塗料がはげないか心配していましたが、全然問題ありませんでした。
この模様のヘッツァーはデカールは左右に1枚づつです。大きな字で書かれた車両番号があったほうがカッコいいのですが、指定がないので止めときました。デカールがしっかりと乾いたらつや消しクリアを吹きかけてウエザリングに入ろうと思います。
(全作品完成まで あと11)
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