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ヘッツァー駆逐戦車初期型 その5 主砲の取り付け

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : エデュアルド Post : 47-5

ヘッツァー駆逐戦車 主砲の取り付け

ヘッツァー駆逐戦車 主砲の取り付け

主砲ができたので取り付けました。チッピングの色を少し薄めにしてみました。この方がよかったようです。でも今更他の箇所を塗り直すことはできないので、他はそのままです。

主砲を取り付けた状態ではちゃんと上下左右に動きました。しかしその後、大変なことになりました。

主砲には砲手が照準を付けるために潜望鏡がついているのですが、これが砲身にあわせて左右に動くのです。あたりまえですよね。そして、そのためには潜望鏡がつきだしている天井の壁の穴が左右に動く必要があるのですが、この天井の穴の開いた板を動かすために天井と砲身をつなぐパーツの角度がほんのちょっぴり合いませんでした。なんとか調整したいと思って四苦八苦したのですが、これがどうにもなりません。

結局砲身を左右に振ることは断念しました。なんとか危ないまま取り付けても、塗装の段階でぽろりと取れてしまったらどうにも直しようが無い箇所なので、修復不能になるよりはましとあきらめました。

タミヤのキットではあまりこういった失敗はないのですが、このあたりの失敗の無い組み立てができるようにする部品の構成をするノウハウがタミヤの技術なのでしょうね。もちろんただ単に私の技術が未熟なだけなのでしょうが、なかなかプラモ作りは奥が深い物だと思い知らされました。(実際はあんまり気にしていませんが)(+_+)\バキッ!

車体外部の組立て

ヘッツァー駆逐戦車 車体外部の組立て

ヘッツァー駆逐戦車 車体外部の組立て

インテリアが完成したのでいよいよ車外の組み立てに入ります。通常のプラモならここからが始まりですよね。

せっかく作ったインテリアもこの写真の通りほとんど見えません。実はそれではあんまりにも悲しいので車体の上下は接着してありません。うまい具合に部品のゆがみもほとんどなく、接着しなくてもぴたりと隙間無く収まります。このあたりの品質は高いですね。

車体の上をカニの甲羅のようにパカッと取るために後ろのフェンダーは車体の下(シャーシ)にだけ接着してあります。エンジンルームの横の金網は車体の上(ボディ)の裏側にではなく、後ろのフェンダーに接着しました。これでパカッて外れるはずです。

さすがはエッチングパーツのエデュアルドです。ここからはエッチングパーツ満載です。このヘッツァーに付属のエッチングパーツはシルバーでメッキがしてあるのですが、後でサーフェイサーが乗りやすいように600番くらいの紙ヤスリで表面をこすっておきました。

タミヤ エッチングベンダー

タミヤ エッチングベンダー

エッチングパーツの曲げ加工には最近購入したタミヤの『エッチングベンダー』が活躍しました。たしか1600円ほどして高かったのですが、さすがは専用工具です。非常に使いやすいですね。リアフェンダーの上の穴の開いた箱の曲げ加工がサクサクときれいにできました。

エンジンの後ろの吸気口の金網の下はキットでは穴が開いていませんでした。金網が張ってあってその下がダクトになっているなら絶対に穴が開いているはずなので、がんばって開けました。普通に組み立てたらここに穴が開いていてもいなくてもあまりわからないのですが、ボディをパカッて開けて裏側から見たらさすがに穴が開いていないのは丸わかりです。それでは良くないので開けたというわけです。

(全作品完成まで あと11)

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