ヘッツァー駆逐戦車初期型 その9 塗装
2006年3月26日
Category : AFV ドイツTags : 38(t)戦車ヘッツァー
サフ吹き
組み立てが完了すれば完成が見えてきます。これまでの努力をパーにしないように慎重に塗装するだけです。今回は全身エッチングパーツだらけですので全面にサーフェイサーを吹き付けました。甥っ子のバイクを塗ったときに使ったお徳用の濃縮サーフェイサーがあるのですが、これエアブラシで吹くといつも詰まらせてしまうので、嫌気がさして、今回はタミヤの缶スプレータイプを購入しました。
塗装済みの車内に塗料が入らないように注意をしながらサーフェイサーをまんべんなく吹き付けます。実はエッチングパーツがほとんどついていない車体下部はあっさりとしか吹き付けていません。
基本塗装
サーフェイサーが乾いたら今度はダークイエローで全体を塗ります。フェンダーの奥とか、シュルツェンの裏側とかエアブラシを吹きかけると車体内部に塗料がかかってしまうような部分は筆で塗りました。その当たりはあまり目立たないので、筆のムラもほとんどわかりません。こんなところを見たがる人は変態です。
迷彩塗装
さて迷彩塗装ですが、今回は3色迷彩にしました。それもレッドブラウンで大きな模様を描き、その縁取りをオリーブグリーンでするというものです。箱絵とはグリーンとブラウンが反対になった配色です。説明書にはこのパターンが大きくカラーで載っています。こんな時はカラーの説明書はうれしいですよね。
ダークイエローはシングルアクションのハンドピースでざっくりと塗ったのですが、細かい模様はダブルアクションで細く吹き付けながら描いていきます。特にオリーブグリーンは太くなりすぎないようにレバーの引く量をダイヤルで制限してやります。これで細い線が引いていけます。
数カ所失敗して手直しをしましたが、割とうまくいきました。
一度車体の下の方に迷彩模様を描くためにハンドピースを傾けたら塗料入れのふたが外れて、塗料が車体にこぼれてしまいました。無事なんとかごまかしましたが、それ以後は戦車を手に持って傾けながら、ハンドピースはできるだけ同じ角度で持つように注意しました。筆じゃないんですから、ハンドピースをひっくり返せば塗料はこぼれますよね。小学生のような失敗です。(^_^;)
さていよいよ細かいパーツの塗り分けに入ります。完全に接着してしまった転輪と履帯をどう塗るか途方に暮れています。・・・って今頃言うなよ(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと11)
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