ヘッツァー駆逐戦車初期型 その13 フィギュア細部の塗分け
2006年4月3日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : 38(t)戦車ヘッツァー
フィギュアの塗装終了です。4体あったのですが、わりと単純な黒服だったことと装備品がぶら下がっていない戦車兵だったため早く終わりました。というか、実際にはヘッツァー本体で疲れ果ててこれ以上やってられないというのが現状かも・・・
それでも前回のエントリーでご紹介した『第2次大戦各国軍装全ガイド』を参考に塗ってみました。襟章や肩章の周りのピンク色は戦車兵の兵科カラーです。これくらいは知っていたのですが、突撃砲の乗組員は戦車部隊ではなく砲兵隊の所属になるため、服のデザインは同じで、色は黒ではなくフィールドグレー、さらに兵科カラーは赤なんですね。これは知りませんでした。てなわけで次に3号突撃砲あたりを作るときは注意しなければ。
回転砲塔を持たない戦車は突撃砲と駆逐戦車とあるのですが、その違いが所属からくるということがわかりました。駆逐戦車は乗組員が戦車兵で、突撃砲は砲兵なんですよね。こんなとこにも縦割り社会が・・・
できあがった戦車兵をさっそく乗せてみました。立っている二人は天井に頭をぶつけることが明らかなので、座っている二人だけを乗せてみました。運転手君がうつむき加減なのが気になります。ハンドルも握っていないし・・・
ところがここで問題が起きました。実はこの座っている二人も頭が天井なのかどこなのかはわかりませんが干渉するのです。車体の上部がぴったりとはまりません。左側が微妙に浮いてしまうのです。無理に押さえたら椅子の脚を折ってしまいました。(T_T)
しかたがないので車体をパカパカと外せるようにするのをあきらめることにしました。それならばと、残りの二人も車内に接着してあげました。二人だけ外ではかわいそうですからね。
偉そうに立っている人は椅子の上に立たせて頭を突き出している設定で、装填手は主砲の後ろあたりです。実際には主砲にあたりそうですけどね。
なかなかよくできたキットで、楽しめたのですが、最後の最後でちょっとがっかりです。どうせフィギュアをつけるのならちゃんと車内に乗るようにしてほしかったですね。それとも私の作り方が悪かっただけなのでしょうか?
ここまで来て気がついたのですが、ドイツの戦車兵は乗車時は黒い手袋をしているはずです、前述の本にもそのように載っていました。しかしエデュアルドのフルカラーの説明書ではしっかりと肌色で塗られています。何の疑いもなく肌色で塗ってしまったのですが、どうしましょう。
全員戦車に接着されているので塗り直しは大変そうですが、これくらいはすることにします。ついでに履帯に土汚れをもう少しつけることにします。こうして写真で見るとちょっと履帯がきれいすぎますからね。
いよいよ次回で完成です。
(全作品完成まで あと11)
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