ティーガー1後期生産型 ヴィットマン212号車 その6 車体のコーティング
2006年4月20日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
車体部分のツィンメリットコーティング
車体部分のツインメリットコーティングが終了しました。砲塔はまだです。このエポパテ+ローラー法ではエポパテを薄く均一にのばすのが一番重要なポイントになるのですが、これが難しいのなんのって・・・ポリパテは簡単に伸びる上に厚みにムラがあってもブレードで掻き取るので前々問題ないのですが、ローラー法ではそうはいきません。
結局すごく少量づつを塗っていくと良いと言うことがわかりました。気づいてからわかったのですが、このあたりのことはアーマーモデリングにも書かれていました。ちゃんと雑誌の特集は読まないといけませんね。
ポリパテは硬化が早いのでどんどん塗ってどんどん凸凹を付けていかなければならないのですが、エポパテは硬化が遅いためにチビチビと作業しても大丈夫なわけです。なんだかパテが固まってしまう不安に襲われてどうしても早くやろうとしてしまいます。ポリパテでしたときに何度も固まってしまったパテを捨てたことがあったので、それがトラウマになってしまっているようです。ポリパテの呪縛から逃れないとだめですね。
フロントフェンダーの組立て
さていよいよエッチングパーツだらけのOVMの取り付けです。その前にフロントフェンダーを作ってみました。このフロントフェンダー、片側だけで18個もの真鍮パーツでできています。なんと中央に針金を通して作る蝶番まで作らなければなりません。うまく作れば開閉式にできるのかもしれませんが、真鍮板を曲げて直径1mmほどのパイプを作らなければなりません。そんなことをするためには針のように先がとがったペンチでも無ければ不可能じゃないでしょうか?いったい世間のモデラーはどうしているのでしょうか?それともそんなペンチが売ってたりして・・・
まぁ自分の実力以上のことはできないわけで、私としては蝶番はそれらしい形になった段階で心棒に接着してしまいました。ですから開閉はしません。でも反対側はせっかくですから跳ね上げた形で固定してもいいかと思います。
このフェンダー片側だけで作るのに1時間半もかかってしまいました。目がくらくらします。でもできあがったらうれしいですね。仕上がりは汚らしいのですが、自分で作った満足感が違います。せっかくエッチングパーツで作ったのですから、ペンチでダメージを付けてみました。ヴィットマンですからボコボコにはやられません。ちょっぴり凹んだくらいです。
(全作品完成まで あと10)
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