M4A3E2シャーマン・ジャンボ その3 塗装
2006年5月15日
Category : AFV アメリカTags : M4シャーマン
基本塗装
組み立てが完了したのでさっそく塗装開始です。どんな感じに仕上がっているのか楽しみです。というのもこの段階でキットの表面は削ったり荒らしたりして白っぽくなっており、本当にねらった表面ができているのかわからないからです。よくサーフェイサーを塗って仕上がりを確認し、調整してから再度塗装に入るということを聞きますが、私は面倒なのでやってません。(+_+)\バキッ!
今回は箱の側面に描いてあるような冬季迷彩にしてみようと思っています。あまり迷彩塗装をしないアメリカ軍ですが、冬季迷彩のジャンボはなかなかカッコよさそうです。
今まで私は冬季迷彩は4つ作ってきました。そのうち88mm砲は防盾に縞模様を入れただけの迷彩ですから、あの真っ白けの冬季迷彩は3作品になります。
ひとつめは昨年の8月に作った『T-37/76』です。これは初めての冬季迷彩で、白塗装の上に緑のドライブラシで表現してみました。なんだか薄汚れただけになりました。
次は『SU-122』です。前回の反省をふまえて、今度は筆で流れた筋を入れてみました。ずいぶんとらしくなったのですが、まだまだです。筆の跡が丸わかりでチョット・・・です。
そして3つめは『8トンハーフトラック・4連高射砲』です。今度は前2作の両方の手法を取り入れてやってみました。しかも前2作ではいきなり真っ白に塗ったのですが、ここでは基本色を塗った上に白をかぶせ、さらにドライブラシ、筆で描き込みをして冬季迷彩のはげた感じを表現してみました。ずいぶんとよくなった気がしますが、少々汚らしすぎました。
冬期迷彩
今回はエアブラシではげた部分を描くのに挑戦しました。もともと今までのやり方はエアブラシが無かった頃に考え出されたような手法です。精密に吹けるエアブラシがあればすべてこれで描く方がよりリアルでお手軽です。
わたしのエアブラシはタミヤの一番安いやつです。これはトリガー式のシングルアクションで、タンク容量も大きく扱いも簡単で、非常に使い安いのですが(ただし音が大きいので環境によっては要注意!)、精密に吹くことはできません。全体を塗ったりするときなどは今でも一番のお気に入りのハンドピースなのですが、迷彩塗装には向きません。
ちょいと前にドイツ軍の迷彩塗装様にダブルアクションのハンドピースを購入しました。今回これがあるので冬季迷彩の剥げもエアブラシでやってみようと思ったわけです。
結果は大失敗でした。すごく難しいです。今まで塗装を失敗しても塗り直したことは無かったのですが、初めて塗り直しをしました。デカールをマスキングしてオリーブドラブからやり直しです。どうやら塗料が少し薄すぎたようです。今回は慎重に濃さを調整しじっくりと塗っていきました。
手すりの先とかの細かなエッジはエアブラシを吹くと、その下の面にも陰のように塗料が付いてしまうので、こんな部分だけは筆でドライブラシをすることにします。大変な苦労はしましたが、なんとかそれらしくなってきました。
(全作品完成まで あと9)
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