M4A3E2シャーマン・ジャンボ その4 ウエザリング
2006年5月18日
Category : AFV アメリカTags : M4シャーマン
ウエザリングと細部の塗分け
冬季迷彩のハゲの上からウオッシングをして、ドライブラシです。今回は車体が白いのでウオッシングは念入りに拭き取りました。しかしフラットクリアでざらざらにしてあるので、良い具合に汚れが残ります。いよいよ薄汚くなりました。冬季迷彩は薄汚くてはいけません。
ティガーの反省をふまえてOVMの塗り分けはフラットクリアの後です。これで金属部分のツヤは保たれます。木箱は上面にしかモールドがありませんから、側面の木目と木の継ぎ目を彫刻刀で彫り込みました。アップではとても見せられません。
チッピングは全体に少なめです。冬季迷彩の白がかぶっていますからね、塗ってからまだ数ヶ月しかたっていないはずです。そんな理由でチッピングは少なめなのです。
オレンジのパステルで錆びをちょいと追加。セピアのパステルで入り隅にシャドウを付けていきます。あっ、その前にオリーブドラブの残っている部分だけドライブラシでエッジにハイライトを付けてあります。
履帯がブカブカ
ここで大問題が勃発!付属の履帯がすごく長いのです。ブワブワに浮いてしまうので、瞬間接着剤で接着しようとしたのですが無理でした。次に垂れさせちゃえというわけでピアノ線で押さえてみました。アメリカの戦車の履帯は実車の写真を見る限りあまり垂れていません。ピンと張られています。これじゃあまりにおかしいのでこの方法は却下です。
履帯を切っちゃえ
いろいろと迷った末、長けりゃ切っちゃえ、とばかりに左右ともに2コマづつ切断しました。軟質プラの履帯を引っ張って接着するのは非常に難しそうです。それで履帯同士を接着するのは諦めて、履帯を転輪に接着してごまかすことにしました。このシャーマンの履帯はよく見ると上の真ん中あたりで切れています。これは内緒です。
この履帯の作業の間に、せっかく塗った塗料がかなりボロボロとはがれてしまいました。ちゃんとサーフェイサーを塗ったのですが、タミヤの古い軟質プラには塗料は乗りませんね。なんか良い方法はないでしょうかね?
いよいよ車体が完成したので、次はフィギュアとてんこ盛りにする予定の荷物だけです。荷物のキットはそろそろモケモケさん(行きつけのプラモ屋さん)に入荷しているかもしれませんね。今日はモケモケさん、静岡のホビーショーに行っているのでお休みです。明日にでも電話してみましょう。
(全作品完成まで あと9)
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