フィーゼラーFi156Cシュトルヒ Op.53 制作開始
2006年5月24日
Category : 飛行機 フィギュアTags : シュトルヒ
初の飛行機
AFVばかり52作品も作ってきて、ついにこの時が来ました。別に私はAFVしか作らないと決めている訳じゃなく、元来の戦車好きもあるのですが、もらったのがAFVばかりだったためにこうなってしまったわけです。飛行機も作ってみたいと前から思っていた訳で、初飛行機プラモとしてハセガワの「フィーぜーラーFi156Cシュトルヒ」を作ることにしました。このキットはなんだか人気の名作キットらしく、今回特別限定発売でロンメル将軍のメタルフィギュアを付けて再販されたものです。ロンメル将軍のフィギュアはこのキットの目玉で原型はあの平野義高氏で、すごくよく似ています。箱絵のロンメル将軍も以前読んだ本に出てきた写真のロンメル将軍にそっくりです。
この フィーゼラー Fi156C シュトルヒ は布張りの軽量ボディを生かしたSTOL(短距離滑走離着陸機)でちょっとした空き地があればひょいと着陸できたそうです。ムッソリーニ救出作戦で真価を発揮したのですが、あの砂漠の狐ロンメル将軍が足として使ったことでも有名です。以前読んだ「ロンメル戦車軍団」という本の中の写真にもしっかりと写っていました。
飛行機初挑戦にあたり、こんな軽量飛行機を選択してみたのですが、さすがに小型機とはいえ1/32の飛行機はでかいですね。完成したらどこに置くかなやんじゃいます。飛行機モデラーのみなさんはどうしているんでしょうか?ジェット機なんて1/48でも相当でかいと思うのですが。(^^;)
肩慣らしにフィギュアの製作
さっそく制作に入ったのですが、戦車ならまず転輪から始めることが多いのですが、このキットではAFVでは一番後回しになるフィギュアの制作が一番最初に来ます。ちょっとしたカルチャーショックです。(←おおげさ)
>早く飛行機を作りたい気持ちをおさえてフィギュアの組み立て塗装をします。こちらはもう慣れた物です。
しかし、フィギュアを見ると絶句!・・・
とてもヨーロッパ人には見えません。平坦でつぶれたような顔です。日本人だってここまでは・・・
平野氏のメタルフィギュア以外にこのキットにもともと付属しているロンメルとおぼしき将校のフィギュアに至っては、つぶれた顔、高いほお骨などどう見ても現地(アフリカ)採用の将校にしか見えません。アーリア人純血主義のヒトラーがアフリカの現地人を採用することは決してありませんが(笑)
首をちょん切って1/35のフィギュアのヘッドと取り替えてもいいのですが、このキットは1/32と若干大きめでそれもできません。なんとかお化粧(塗装)で顔の堀を表現しようと努力しましたが、私の技術では不細工なモールドをどうすることもできません。まぁあまりこだわっていても仕方がないのでこれでよしとします。
現地採用の偽ロンメル氏は平野氏原型のメタルロンメル将軍の部下ということにします。作ってあげないとかわいそうですからね。何も装備を持っていないので、タミヤのお古から拳銃のホルスターとマップケースを貼り付けておきました。1/35なので若干大きさが違うのですが、まったく気になりません。というか一目見るなりゴーギャンの絵に出てきそうなお顔に目がいってしまいます。(^^;)
コクピットの組立て
塗料の乾燥待ちに機体もちょいと作りにかかりました。まずはコクピットからです。飛行機のキットはこんな小型機でもずいぶんと大きい物です。でも二人乗りのコクピットはすごく狭いものなんですね。贅沢な乗り物だと言うことがよくわかります。
タミヤに比べるとハセガワは若干わかりづらいところもありますが、バリがめちゃめちゃ多い以外は割と簡単に組み上がりました。できるだけ接着してから塗装をしようと思っています。これくらいの面積ですとエアブラシで行くか、筆塗りで行くか微妙なところですね。
(全作品完成まで あと8)
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