フィーゼラーFi156Cシュトルヒ その4 組立て完了、サフ吹き、塗装1色目
2006年5月28日
組立て完了
飛行機というのはエンジンやコクピットが完成してしまうと実に大きなパーツばかりですね。みるみるうちに形になっていきました。ただ主翼の接着は大変で、位置を決めて接着剤を流し込むのですが、何度も取れてしまいました。今まで作ったこともないようなサイズに四苦八苦しました。
そして、いよいよ組み立て完了です。大きなキットになるという覚悟はできていたのですが、いざ完成してみると1/32の飛行機はこんな小型機でもずいぶんと大きい物です。長さは31cm、翼の幅に至っては44cmもあります。ティガー1型が主砲の先までいれても22cmだったことを思うと実に2倍のサイズです。しかも縦にも横にも大きいのです。完成したら置く場所がありません。飛行機モデラーのみなさんはどうされているのでしょうか?
サフ吹き
飛行機は翼のような薄いパーツがあるためプラが透けると聞いていました。実際に見てみると翼の端の方が透けています。もしかして同じような発色をしないといけないので、全体にサーフェイサーを吹き付けました。
サーフェイサーを吹き付けるにあたり、吸気用の穴などをティッシュを丸めて詰め込んでおきました。さすがに機体が大きくて面積が広いため塗料もたくさん必要になりますね。
機体下面の塗装
サーフェイサーが乾燥したら、薄い色から順に塗っていきます。最初は垂直尾翼の方向舵のフラットホワイトです。エアブラシでザックリと塗装してからマスキングテープを貼っておきました。
続いて機体下面のライトブルーです。こちらもエアブラシで必要箇所だけザックリと吹き付けておきます。サーフェイサーのライトグレーと色が似ているせいか、思ったよりは塗料が必要になりませんでした、とりあえずそれでもエアブラシに入れた分だけは塗っておきました。捨てるのももったいないですからね。
マスキング
さて、問題はここからです。機体の下面と上面とではキッチリと違う色で塗り分けられています。そのために下面に塗ったライトブルーをマスキングしておかなければなりません。
機体の下面にはなんだか凸凹といろんな物が付いています。これらをすべて包んでしまわなければなりません。いろいろと考えたあげく、幅広のマスキングテープで全体を覆ってしまうことにしました。
写真は下面のマスキングがおおむね完成したところです。右の主翼がまだなのは、落としてエルロン(だったかな?)を破損して修理したためで、接着が固まるまでマスキング作業はお預けです。トホホ・・・
主翼や車輪の支柱もマスキングをする必要があるのですが、全部塗り終わってからもう一度筆でライトブルーを塗り直すことにします。こんな細長い部品をマスキングするよりもその方が簡単な気がします。(やってみないとわかりませんが)
(全作品完成まで あと8)
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