ドイツ・アフリカ軍団 その2 組立てと顔の塗装
2006年6月3日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : アフリカ軍団ドイツ歩兵
以前ですとフィギュア4体程度なら数時間、日数にして2日もあれば作ってしまったのですが、今ではそうはいきません。やることが多くなったのでなかなか大変です。
部品を切り取り、パーティングラインを消すなどの整形は基本の基本なのですが、そこからが大変なのです。一番手間がかかるのは袖や裾などを彫ることです。アメリカ兵などのように袖口が絞られたジャンパーのような服を着ている場合は楽ちんなのですが、通気性のよい熱帯仕様の服を着たDAKの皆さんは手首や太もものまわりを彫り込まなくてはいけません。
キットのままですと、袖の手首のあたりはプラでしっかりと埋まっているのですが、これを小さな彫刻刀で彫り込みます。写真を見てもらうとわかると思いますが、これですごくカッコ良くなります。
今回妙にサクサクと掘ることができたので、結構腕が上がったのかな?と勝手に思っていましたが、よく考えたらドラゴンのフィギュア用のプラスティックはすごく柔らかかったことを思い出しました。このプラの材質を戦車本体と変えているあたりの配慮はすごくうれしいですね。私がドラゴンが大好きなの理由の一つがこんな気配りです。
彫刻刀で彫るのは袖や裾ばかりではありません。ちょうど体の横あたりにくるポケットのモールドがインジェクションキットの限界でモールドが甘くなっているので、これも強調してやります。
また肩章の周りもデザインナイフの刃先でちょいと彫り込んでやるとグッとシャープになります。同様に襟の形もパーティングラインのあたりでウザウザになっているので、彫り直してやります。
このあたりの追加工作は簡単な道具とちょっとした手間でフィギュアを見違えるほど(ちょっとオーバー)カッコ良く見せてくれます。靴の紐なんかもキレイに彫ってやりたいのですが、なんだか難しそうなのでやってません。いずれ挑戦ですね。
ヘッドは顔の塗装までしました。食事中ということでずいぶんとくつろいだ表情です。眼をカッと見開いた戦闘中の表情と違い、おだやかです。ドラゴンのキットではこれがうまく表現されています。Bさん(右から二人目)はお水を飲んでいる人なのですが、砂漠での水はよほど美味しいのか恍惚の表情です。
プラモの陳列棚
3つ前のエントリーで とこやさんからリクエストを頂いたので、私の陳列棚の写真をアップしました(笑)。この棚はDAKコーナーです。今回制作中のみなさんはここの仲間入りですね。
この状態でもシュトルヒの翼は棚の外に飛び出しています。車輪もギリギリ乗っかっていますよね。これ以上機体を斜めに向けると主翼の棚からの飛び出しが大きくなりすぎるので引っかける危険性が増大するためにできません。(涙)
ハセガワの自称ロンメル氏が目立っています。1/32と少々大きいことと顔のサイズは1/28くらいありますからさらにです(爆)。
(全作品完成まで あと9)
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