7.5cmPak40対戦車砲 その5 細部の塗分け、ウオッシング、ドライブラシ
2006年7月6日
Category : AFV ドイツTags : 7.5cmPak40/Stuk40
細部の塗分け
スコップ、大砲の弾を込める部分、尾灯などを塗り分けました。ほんのちょっぴりなのでたいした手間じゃありません。後ろに伸びている脚(?)の横に付いている長い棒3本は箱絵を見ると木でできてるっぽいのでウッドブラウンで塗ってみました。戦車に付いているのと同じで、砲身の中を掃除する棒なのでしょうか?
ウオッシング
続いてウオッシングです。水性アクリルは塗膜が弱いので、ウオッシングの前にクリアを吹いて置くと良いのですが、今回はデカールが無かったので、吹くのを忘れました。おかげでウオッシングの拭き取りの時にはメチャメチャ神経質になります。ついつい強くこすると剥げちゃいますからね。
ウオッシングの拭き取りはエナメル溶剤を綿棒に付けて雨の垂れる方向に拭き取っていきます。隙間やリベットの付け根、複雑に入り組んだパーツの奥に薄汚れが残ります。ウオッシングやドライブラシはいにしえの技術と言われることがありますが、手軽で効果が大きいので初心者にはお勧めですよね。
大砲の裏側はほとんど拭き取ってありません。むき出しの機械に塗られたグリスが雨で流れ出し、それに埃が混ざって真っ黒ドロドロのはずです。少なくとも家の車はそうですよ。てなわけで、真っ黒ドロドロのままです。
まだこの上から土埃をパステルかエアブラシで付けるつもりですから(タミヤのウエザリングマスターという手もある・・・)、さらにドロドロになりますよね。完成させてしまえば全然見えない場所なんですが、取り合えず裏側もやっておきましょう。
ドライブラシ
ウオッシングが済んだら、次はドライブラシです。いつものように少しだけ薄めたエナメル塗料を筆に付けては拭き取り、カサカサにしてからなでて行きます。色が付いてるんだかどうだか分からない位で繰り返していると、だんだんとエッジが際だってきます。
量の少ない塗料をパレットで混ぜながら作業をしているので、注意していないとどんどんと溶剤が飛んで濃くなっていってしまいます。時々溶剤を足して薄め薄めになるように注意しながらすれば、これもウオッシングと同じで簡単な割に効果が大きい作業になります。注意点はホントに塗料の濃度と筆に残らないように拭き取ることですよね。
(全作品完成まで あと8)
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