ヤクトティーガー ヘンシェルタイプ その7 予備履帯
2006年8月9日
Category : AFV ドイツTags : ヤクトティーガー
予備履帯フックの追加
予備履帯フックの取り付けです。ヤクトティーガーはティーガー2と同じく車体や砲塔の横に付けられたフックに予備履帯を引っかけて取り付けます。そのためフックだけ先に取り付けておいて、予備履帯は塗装後に取り付けることができます。。
標準ではヤクトティーガーは左右に4組づつ8組の予備履帯をぶら下げています。しかし、私が作る512重戦車駆逐大隊のX7号車は片側6組づつ12組もぶら下げています。とりあえず予備履帯フックのパーツは余分に入っているのですが、それを取り付ける部分のモールドがありません。自分で彫れということらしいです。
定規を当てて寸法を測り、鉛筆で印を付けておいてデザインナイフで彫り込みました。正確な位置に彫ることは困難なので、少々大きめに彫っておきました。現物あわせで位置を決める予定です。全部固まったらパテで修正しておくつもりです。もっとも予備履帯に隠れて見えないとは思いますが。
予備履帯フックと予備履帯の加工
予備履帯フックは3個一組のパーツからなっています。2つは上に付いて重い履帯を引っかける、文字通りのフックです。そして残りの一つは履帯の下に付きます。位置から言って、どうやら履帯を連結するピンをこのパーツに通して履帯を固定するためのものと思われます。
しかしこのパーツ(B-15)には穴が貫通していません。そこで0.6mmのドリルで穴を開けておきました。左の2つが加工済み、右の2つが加工前の状態です。
同様に予備履帯にも穴を開けます。連結ピンを通す側ももちろんですが、反対側も穴だけはちゃんと開けておきます。予備履帯ディテールアップの定番です。予備履帯1組につき15個、予備履帯が12組ですから、都合15×12=180個もの穴をあけることになります。気が遠くなりそうな作業ですが、ハンドリューターに0.4mmのドリルを付けて一気に片付けました。ピンバイスを使って手であけるよりも、早くてキレイに、しかもまっすぐにあけることができます。
予備履帯フックの取り付け
接着したフックが半分固まったくらいのタイミングで予備履帯を付けていきます。先ほど穴を開けたB-15パーツの角度は予備履帯をおいてみないと分かりません。大きめの穴(0.6mmですけど)をあけたので多少の余裕はあるのですが、それでもかなり位置や角度はシビアです。ちょっとずつ位置や角度を調整しながら取り付けてみました。パーツが固まれば予備履帯は塗装のために一度外します。この写真を見て気が付いたのですが、押し出しピンの跡を削っていませんでした。忘れないようにやっておかないとね。
(全作品完成まで あと9)
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