ヤクトティーガー ヘンシェルタイプ その9 組立て完了
2006年8月11日
Category : AFV ドイツTags : ヤクトティーガー
さて、いよいよ車体の大まかな組立が完了しました。私はOVMの塗り分けが苦手なので後付にしてありまから、これでほぼ全部のパーツが付いたことになります。
まだ車体の内部が塗っていないので上下は接着してありません。当然主砲も差し込んであるだけです。それにしてもこの情けない姿。中まで詰まったアルミの砲身のおかげでどうやっても主砲が上を向きません。アルミの砲身を付けるなら、弾を込める部分もダイキャストかなにか重い物に換えないとだめですよね。なんとかしなければ・・・
これは車体前部のアップ写真です。真鍮線を曲げてヘッドライトのコードを作ったのですが、位置を合わせるために何度も曲げたり伸ばしたりしてヨレヨレです。行きつけのモケモケさんで以前「ソフトワイヤー」という物を見かけました。買っておけば良かったと後悔しています。
というか、この部分を作ったのは昨日の夜なのですが、今日早速ソフトワイヤーを買ってきました。作り直そうかと思ったのですが、瞬間接着剤でがっちりとくっついちゃっていますので、ソフトワイヤーを使うのは次の機会ということにします。
まだ装甲板の合わせ目とかがキレイに消してありません。ヤクトティガーの場合はキレイに消すと言うよりはそこに溶接痕を付けていくことになります。その他、機関銃が突き出しているところの丸いドームの付け根にも溶接痕を付けなければなりません。そのあたりはまとめてやっつけましょう。
このヤクトティガーには100mm砲というでっかい大砲が搭載されています。しかもマズルブレーキが付いていません。ということは大砲の口が中丸見えということです。
ドラゴンのこのキットはサービス満点でアルミの砲身が付いてきているのですが、残念ながらライフリングが切ってありません。ファインモールドなどから出ているヤクトティガー用のアルミ砲身にはライフリングがあります。このままではいけないので、さっそくファインモールドの砲身を買いに・・・(+_+)\バキッ!
そうじゃなくって、自分でライフリングを作ることにしました。買ってきたのは1050円のファインモールドの砲身ではなく、378円のエバーグリーンの0.25mm×0.5mmのプラのストライプです。これを短く切って大砲の内側に貼り付けました。瞬間接着剤も付けすぎると溝が埋まってしまうので付けすぎないように注意しました。
はみ出たプラ材はナイフで切り落とします。仕上がり具合をたしかめるためにサーフェイサーを吹いてみました。大きく拡大すると粗が目立ちますが、パット見にはライフリングになりました。もちろん実際の戦車よりも溝は大きすぎるし、数も少なすぎると思いますが、このあたりは雰囲気が出せればOKかなって思います。ただ、もう少しきれいに整形しなけりゃね。
(全作品完成まで あと9)
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