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フランス重戦車・B1bis その4 組立て完了

Category : AFV フランス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 65-4

砲塔、フェンダーの組立て

B1bis 砲塔とフェンダーの組立て

B1bis 砲塔とフェンダーの組立て

履帯の薄々加工ができてしまえばこっちのものです。夢中になって作っているうちにほぼ完成してしまいました。ほぼというのはまだOVMが付いていないからなのです。

車体に張り付いているOVMをキレイに塗り分けるのが苦手なのと、ドライブラシをするとOVMまで車体と同じ色でドライブラシされてしまうためこれもチョイとまずい。さらにつや消しでオーバーコートするのですが、この際、OVMの金属部分まですっかりツヤが無くなる。
とまぁ、いろいろな理由ででOVMは塗装、仕上げの後でパステルやチッピングなどの汚しの前に取り付けることにしています。

やはり定番のディテールアップ作業として、砲塔に鋳造肌のテクスチャをつけました。ハッチなんかもいっしょに鋳造肌をつけている作例も見かけますが、私はハッチは鋼板で出来ているような気がするので、あえて鋳造肌はつけませんでした。

鋳造肌はプラモを始めたばかりの頃に何も知らずに買ったタミヤのラッカーパテが使わずに残っているので、これをラッカー溶剤で薄めてたたき付けています。隙間を埋めたりするのには光硬化パテなどに比べるとあまり役に立ちませんが、鋳造表現は思いっきり簡単にできます。パテが乾いたら#800くらいのペーパーを軽くかけて少しだけ平らにすればできあがりです。

あとフェンダーの薄々加工もやっておきました。また車体横の搭乗口のひさしも薄々にしてあります。このあたりを金属板に取り替えてベコベコにするならカッコイイでしょうね。(言ってみただけ)

スクレーパーと排気管

B1bis スクレーパーの追加と排気管の開口

B1bis スクレーパーの追加と排気管の開口

履帯の泥を落とす穴を開けたのですが、ここにはその泥を履帯から掻き落とすスクレーパーがつきます。(写真の○の場所)どんな形をしているのだろうとさんざん実車の写真をさがしたのですが、はっきりと写っている物が見つかりません。

他の方の作例でもこれをつけている方はあまりおられず(Unpluggedさんはつけておられますよね、しかも真鍮っぽい)、雑誌の製作記事でも省略されています。途方に暮れていたら(ホントはそんなに深刻ではなく、適当にでっち上げようかと思っていました)、箱絵にちゃんと描かれているじゃありません。灯台もと暗しです。

実は半分でっち上げていたので少々形が箱絵に比べると不細工だったのですが、これをチョイと直してそれらしく仕上げておきました。もう少し薄いプラ板で作れば良かったかなって思っています。

この B1bis は4種類のパターンの塗装図とデカールが付属しています。それに合わせて、2種類のフェンダーと2種類の排気管を選べます。わたしが選んだのは緑と黄色の2色迷彩で青いハートがかわいいAタイプです。排気管はおなじみの下にフニャって曲がっているやつです。

ところがこの排気管、先に穴が空いていないのです。Bタイプ用の先が曲がっていないタイプの排気管はスライド金型まで使って穴が空いているんですよ。タミヤさんひいきじゃないですか(怒)。

フェンダーを車体に貼り付けてしまった以上、Bに方向転換するのはもう無理です。初志貫徹して排気管に穴を開けることにしました。薄っぺらい上、フニャって曲がっているので少々難しいです。彫刻刀で溝を掘っておいて、デザインナイフでそれらしく広げておきました。

それにしてもよくよく見ると、B1bis のリベットって6角形に見えますよね。ここまで写真で大きくのばして初めて気が付きました。目が悪いと(近眼で老眼)まるで気がつきません。そう思って実車の写真をみると6角形にみえるような・・・
え~い、目の錯覚だ!(+_+)\バキッ!

(全作品完成まで あと15)

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