必死の防衛・コルスン包囲網1944年 その8 完成!!
2006年10月30日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : ドイツ歩兵
装備品の取り付け
このキットの装備品類は裏側もきちんとモールドされているため、どの留め具でどのベルトに付くのかが想像できます。そのために重力の影響も考えながらここをこう留めればこのポーズならこうぶら下がるだろうな?なんて考えて取り付けました。おかげで寝ころんで機関銃を撃っている二人の装備品は体の片側に寄ってしまっています。
銃弾の入っているポーチはふたが開いているタイプの物も用意されており、チョットだけ使って見ました。ガスマスクケースは蓋や底が別パーツになっているのですが、これはあまり必要性を感じませんね。スライド金型で表現すれば十分かと思います。もちろん開いているガスマスクケースを作りたいのなら助かるのですけど。
水筒も蓋の部分が別パーツになっており、蓋を取った状態でも作れるのですが、残念ながら皮のベルトが蓋が閉じた状態でモールドされているので、もし蓋を取った状態にしたいのなら、蓋からベルトのモールドを削り取り、本体のベルトの先を延長する必要があります。このあたりはチョット片手落ちですよね。別に蓋を別パーツにする必要は無いかと思うのですけどね。
完成!!
フィギュア2セット10体同時制作も完了しました。ドラゴン渾身のフィギュアキット Gen2シリーズ の第1作の『必死の防衛 コルスン包囲網1944』の完成です。
今までフィギュアを作るたびに、上着の裾とか袖の先を彫刻刀で彫り込んでいました。細かな作業でしかも小さな部品をつかんでいるため結構怪我が怖いなと思っていました。しかしこの Gen2フィギュアではその心配はありません。手首から先が別パーツになっていて、袖の先はスライド金型でちゃんと穴が開いているのです。さらにこのパーツ分割は手首から先を銃に接着して塗装後に胴体に接着するという独特の制作工程を可能にしました。この効果は思いの外大きく、今まで銃をきちんと握らせることが難しかったのが、容易にジャストフィットさせることが出来るようになりました。
肩章をエッチングパーツで浮かせて取り付けるとかなりリアルになります。これは他のフィギュアにも応用ができます。また裏側まで再現された装備品のおかげで、どの装備品がどのように体にくっついているのかがだいたい想像できました。まっすぐ立っているとき以外はどのように装備品が傾くかまで考えて取り付けることができました。これは大変に勉強になったと思っています。
予想外に制作に時間がかかってしまいましたが、収穫の多かった Gen2フィギュアです。次は連合軍の兵士を作ってみたいですね。と言ってもアメリカ軍しか製品化されていなかったかも・・・(2006年10月現在)
6体のフィギュアに400ものパーツが含まれているのですが、かなりのパーツが余剰として余ります。その多くは装備品やら武器やらエッチングパーツの勲章などです。これらは他のフィギュアに流用できるのでうれしいですよね。
(全作品完成まで あと14)
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