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ドイツ戦車兵 1943年冬 その3 完成!!

Category : 完成 ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : ミニアート Post : 73-3

服の塗装

ドイツ戦車兵 1943年冬 服の塗装

ドイツ戦車兵 1943年冬 服の塗装

顔の塗装ができたら次は洋服なのですが、なにしろ真っ白なのであっという間に塗り終わります。ベースが白ですから、ハイライトは入れようが無く、シャッドウ2段階だけで完了です。それでもまぁまぁのできです。

戦車長さんには0.2mmの銅線でヘッドフォンコードとマイクコードを追加しました。追加の工作はこれだけです。

箱絵の塗装例では手袋をしていない兵士もいるのですが、寒いときに素手で鉄をさわるのはかなり厳しいので、全員に手袋をしてもらいました。と言ってもグレーで塗っただけですけど。

運転席のハッチから顔を出しているドライバーは、車体の組み立て後に中に入れるのですからちょっと苦労しました。下に台をつくって接着するのが良いのでしょうが、砲塔の穴から距離があるんで困難です。そこで、肩に瞬間接着剤を塗って、下から天井に押さえつけて接着しました。

砲塔の上に座っている二人はおしりに貼った両面テープで固定されています。揺らしたぐらいでは取れませんが、簡単にはずすことができます。

完成!!

ドイツ戦車兵 1943年冬 1/35 ミニアート

ドイツ戦車兵 1943年冬 1/35 ミニアート

AFV模型には必ずフィギュアを添えるのが私の方針なのですが、最近の海外物ののキットにはフィギュアがついてこないことが多くなってきています。そんなわけで戦車を一台作ると、フィギュアのセットを1つ作ることになるのですが、この冬期仕様のドイツ戦車兵のキットの存在が白塗りのケーニヒスティガーの制作を決定しました。

今回久しぶりに地面も作ったのですが(これで2作目)、地面も車体もフィギュアもほとんどが白黒の世界です。ご丁寧に車番のデカールも黒一色です。それゆえなかなか渋い仕上がりになったのですが、写真撮影にはまいりました。 デジカメはコンピューターが内蔵されていて、撮影される画像の色のバランスから、光源による色のずれを自動で補正するのですが、ここまで色が無い被写体では、どう調整して良いのか迷うようで、ちょっとカメラの角度を変えるだけで、液晶モニタに映った撮影中の画像が黄色くなったり緑になったり赤っぽくなったりとすばらしい混乱ぶりでした。

結果、できあがった画像はフォトショップというソフトを使って、できるだけ見た目が同じになるように調整しなければなりません。この作業がなかなか面倒で、しかもフォトショップはあまり詳しくないので、どうしても車体の色が写真によってまちまちになってしまいました。

このケーニヒスティガーは私の行きつけのモケモケさんで2月から開催されるキングタイガー展示会に参加を予定しています。そこでチョットはずかしいのですが、現物を見ていただければ、写真ではお見せすることができなかった微妙な色合いを見ていただくことができるかと思います。

戦車本体と合わせても3週間弱という短い制作期間でしたし、あちらこちらに失敗の後が痛々しく残っていますが、私としては2006年の良い思い出になる作品に仕上がりました。

 縁の下の力持ち、装填手です。狭い車内で大きな88mm砲弾をせっせと運んでいるわけですから、洋服の汚しはちょっと多めにしてあります・・・って、あんまりわかりませんね。こんな感じでヴィネットに仕上がりました。まだ銘板がついていません。タイトルも考えなきゃね。やはりベースがつくと立派に見えますね。馬子にも衣装です。いつものインチキ合成写真です。冬になりたてのころ、まだ雪もあまり深くない状態です。祖国防衛のために最強の戦車が出撃するのですが、これが最後の冬になってしまうのです。

ドイツ戦車兵冬期仕様を斜め後ろから見てみました。フードが別パーツなので襟周りのモールドがしっかりとしています。前に乗っている二人です。もう少し下のアングルから撮りたかったのですが、長~い主砲がじゃまでこの角度になりました。運転手は肩に瞬間接着剤を塗って天井に押しつけてあります。戦車長と砲手です。0.2mmの真鍮線でヘッドフォンコードとマイクコードを付けました。少々太いのですが、0.1mmでは存在感がなさ過ぎるので、これにしています。戦車長さんはちょっと目が怖いですね。

(全作品完成まで あと13)

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