イギリス戦車・シャーマンMk.5C ファイアフライ Op.74 制作開始
2006年12月25日
Category : AFV イギリスTags : M4シャーマン
年末進行で土日も半分は仕事と言う激務の中、というよりこんな時だからこそ息抜きにプラモは欠かせません。ケーニヒスティーガーのヴィネットを仕上げたばかりですが、すかさず次に行ってみます。作品74は今話題のタスカのファイアフライです。ほんの一年ほど前までファイアフライがイギリス軍の戦車であることも知らなかった私ですが、やられキャラのシャーマン戦車の形がなんとなく好きで、いつかは作ろうと思っていました。でも、このファイアフライは連合軍最強の対戦車砲を搭載した、ティーガー戦車を撃ち抜ける希望の星だったんです。タイガーエース、ミハエルヴィットマンの乗るティーガー1型を吹っ飛ばしたのはこのファイアフライだったそうです。
よくファイアフライVCなんて書かれていて、私はてっきりヴイシーだとばかり思っていたのですが、実は5Cだったんですね。でICはもちろん1Cですね。で、ネットではローマ数字は御法度なので(どうしてもってわけじゃないですけど)、5Cと書くのがお勧めです。
聞くところによると、ファイアフライのまともなキットがあまりなく、シャーマンマニアの皆さんは複数のキットを組み合わせたり、改造を施したりと、大変な苦労をして作ってこられたそうです。
そんな中に発売されたタスカの新製品は大変に良くできているらしく、模型雑誌でもべた褒めです。私は細かいことはわかりませんが、ただシャーマンが作ってみたくて速攻でゲットしました。そして他の在庫は横に置いといて、さっそく作ることにしました。
定価5700円とチョイと高め(ドラゴンの1.5倍くらい)で、箱も薄ぺらく、なんとなく割高な感じがします。それでもエッチングパーツが入っていたりとしますし、パーツの成形などはキレイで質の高さを感じさせます。
組み立てはお約束の足回りからです。説明書がなんだか非常にタミヤテイストで、私としては初めてのメーカーなのに何の違和感もありません。なんでもタスカを起こした人はタミヤ模型をスピンアウトした人らしく、そんなわけで、そこかしこにタミヤの香りがしています。
説明書の隅っこに、ランナーにリベットを付けておいてあげたから、よかったら転輪に貼ってね、なんてことが書いてありました。ランナーをよく見ると信じられないような小さなリベットがたくさん並んでいます。直径にして0.6mmくらいですかね、切り取ってしまうとほとんどゴミと見分けがつきません。
この極小のリベットを転輪1個につき12個づつ、全部で144個貼り付けるのです。最初の数個は飛ばして無くしたりでなかなかうまく貼れません。最初の転輪1個分12個を貼るのに4個も無くしてしまいました。その後次第に馴れ、転輪11個終了時点で8個紛失で収まっています。最後の転輪は自作リベットで行かなくてはならなくなりました。トホホ・・・
それにしても、このリベットの存在って苦労して付けても、言われなければだれも気づきませんよね。40台後半の私には肉眼ではほとんど見えません。
ドイツ軍のシンプルなトーションバーサスペンション比べて複雑なシャーマンの足回りの製作です。まだまだ続きそうです。
(全作品完成まで あと13)
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