4号潜水戦車D型 その9 塗装、デカール貼り、細部の塗分け
2007年1月20日
塗装
今回は大戦初期の1941年6月22日、ソ連侵攻開始のバルバロッサ作戦での渡河です。ですからこの潜水戦車はジャーマングレー一色です。模型のように小さなスケールのものは実際の色よりも明度を上げて塗装するとそれらしく見えるそうです。そこで今回はジャーマングレーではなく、もう少し明るいダークグレーを使ってみることにしました。実際にはここにウオッシングとかをしますからジャーマングレーに近くなるとは思うのですけどね。
単色ですから簡単なものです、金属部分にメタルプライマーを塗っておいて、その上からエアブラシで一気です。10分もあれば塗り終わります。
ダークグレー一色とは言っても表面の素材の違いで多少色を変えてみました。まず、主砲の付け根やキューポラなどの防水カバーは革でできていそうなので、ダークグレーにバフを混ぜたものを塗りました。また主砲の先端の防水キャップはゴム製なので、ダークグレーに半ツヤのタイヤブラックを混ぜてみました。実際にこうだったかどうかはわかりませんが、雰囲気はでるでしょ。
細部の塗分けとデカール貼り
転輪やらOVMやらを塗り分け、デカールを貼ります。デカールはカルトグラフ製が付属しており、非常にキレイに貼ることができます。が・・・
砲塔の1233という車番を見てください。中央の3がかなりひずんでいます。真ん中に窓があってなかり凸凹なのですが、カルトグラフのデカールはマークソフターを使うと丈夫で良く伸び、しっかりと凸凹にフィットします。しかしその分真正面から見るとかなり歪んでしまいます。これを回避する方法はあるのでしょうか?以前からこれに関しては少し気になっていたのですが、今回はかなり大きな影響が出てしまいました。手描きしか解決策はないのでしょうか?
(全作品完成まで あと13)
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