T-34/85 1944年型 その4 車体の組立て完了
2007年1月26日
Category : AFV ソビエト連邦Tags : T-34
滑り止めスパイクの取り付け具
OVMの取り付けはまだまだ続きます。今日は氷の上を走る時用の履帯に付けるスパイクの取り付けです。タミヤのT34ではこれは車体に直接貼り付けたのですが、やはりちゃんと留め具が存在しています。以前SU-85(作品48)を作ったときは自作したのですが、小さな手すりとベルトで車体に縛り付けられており、これがキットに付属しています。
小さな手すりのモールドを削り取り、エッチングパーツで置き換え、さらにここにベルトを取り付けます。このベルトは非常に良くできており、本当のベルトと同じように留めることができます。私は接着してしまいましたが、このスパイクを取り外し式にすることも可能でしょうね。ただし、ベルトをはめたり通したりするときに塗料が剥がれるかも・・・それと何度も遊んでるとちぎれるかも・・・
ここまでアップの写真を撮るとよくわかるのですが、予備燃料タンクの留め具も良くできているでしょ。ただし、こちらはあの小さな留め具の先端がフニャフニャで弱いので、タンクをしっかりと留めるだけの張力に耐えられません。私は接着してしまいましたが、ステンレスか何かでできていればこのタンクも取り外し可能にできるでしょうね。
車体の組立てが完了
いよいよ車体の完成です。本当はベッドスプリング装甲を付けなければいけないのですが、そうすると塗装が出来なくなります。パンツァーファウストだけでなく、筆までも防がれてしまうからです。ベッドスプリング装甲の網は塗装後に接着し、瞬間接着剤の跡だけをリタッチして修正することになりそうですね。
あののこぎりはちゃんとギザギザの歯まで付いています。でも取り付けてしまったら何も見えません前照灯の支柱は真鍮線に取り替えて有ります。前照灯の台座のエッチングパーツにも穴が開けてあったので助かりました。運転手用のハッチは真鍮線を通して可動するようにしてあります。ソ連の戦車はパーツが大きいのでこんな細工がやりやすいですね。とてもじゃないけど4号戦車では同じ事はできません。
(全作品完成まで あと11)
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